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P4X266搭載マザーの第3弾はSlotAの仮面をかぶった青い基板

2001年10月10日 18時03分更新

文● 池田公一

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箱

 「すみませ~ん。P4X266チップの4PX266A下さい。ほら、SlotAの箱に入った478マザーですよ」
という会話がショップで聞かれそうなマザーのサンプルがアキバのショップCUSTOMに入荷した。
 サンプルマザーの入っている箱にはSlotAの写真が堂々と掲載されている。「なんで今更…」と思って蓋を開けてみるとSocket478を搭載した基板が登場。さらにチップのヒートシンクをとってみるとP4X266と刻印されたチップが現れた。ちゃんとしたApollo P4X266搭載製品なのだ。しかし、メーカー名はどこにも記載されておらず、製品の型番は「4PX266A」とややこしい。先週の「85DRV」の登場の仕方も奇妙であったが、Slot1の仮面をかぶったのは同じ事情に配慮してのことだと思われる。基板の色が青であるこから、もしやGigabyteと思う人がいるかも知れないが、そんなはずはない。入荷アナウンスがされていたことや、ボード上に独自のPOSTCODEモニタ用「SmartPannel」の端子があることから、未確認ではあるがACORPの製品との情報がある。



青い基板箱を開けてみるとSocket478を搭載した青い基板のマザーが登場
P4X266の刻印の入ったチップ
チップのヒートシンクをはがすとP4X266の刻印の入ったチップ
IOパネル部分
LANも搭載している

 4PX266Aが先行する「85DRV」「AV40」2製品と比べて特徴的なのがオンボードでLANコントローラを搭載している点で、チップセットと同じVIA製の、見過ごしてしまうほどの小さなチップ“VT6103”が見える。拡張スロットはAGP×1、PCI×5、ACR×1とAGP×1、PCI×6、CNR×1となており、他の2製品と比べるとPCIが1本少なくなっているが、オンボードLANがあるので使い勝手にはそれほど影響はないはずである。さらに「85DRV」「AV40」の2製品が、Intel提唱規格CNRスロットを採用しているのに対し、VIA、AMDなどが提唱するACRスロットを採用している。DDR SDRAM用のスロットは3本あり、マニュアルによるとアンバッファードタイプのみのサポートで最大3GBまで搭載することが可能のようだ。電源は通常のATX端子に4ピンのATX12V端子と6ピンのAUX端子と他の2製品同様の仕様となっている。



クロックジェネレータ
クロックジェネレータはCY28325を搭載

 動作周波数はボード上のジャンパーで66MHz、100MHz、133MHzの基本設定を行いそれぞれの設定によりBIOS上で66MHzから100MHz、100MHzから133MHz、133MHzから166MHzまでの設定が可能となっている。クロックジェネレータは、あまり馴染みのないCypress社のCY28325が搭載されており、スペック上はFSBを1MHz刻みで変更することが可能であるが、実際の刻みの幅は不明である。CPUのVcore電圧も刻みについては不明であるものの、 BIOS上で+0.025vから+0.1v、-0.025vから-0.1vまでの変更が可能となっている。



マニュアル
マニュアルに書かれたFSB設定

 今回CUSTOMに入荷したのはサンプルボードとしての1枚のみであるが、ショップによると本製品も全く同じ箱、仕様で木曜日か金曜日には入荷する予定であるという。BIOS更新などのサポートは代理店であるテクノミクスが行う予定となっている。価格は1万6800円(CUSTOM)の予定。

 3製品目が登場したことによりようやく選択肢も増えてきたP4X266搭載マザーボード であるが、次回入荷の予定が不明など品不足感は否めない。「4PX266A」は入荷が今回1回のみのいわゆる「売り逃げ」商品ではなく、来週も入荷するとの情報もある。

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