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Prolinkのハードウェア、エスケイネットのソフトウェアと2つのキャプチャカードが発売!

2001年09月28日 23時38分更新

文● 水野

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PixelView VideoMaker

 MPEG2TVチューナ/キャプチャカードが一挙に2種類発売された。ビデオカードでお馴染みのProlink(代理店はバーテックスリンク)からはハードウェアエンコードの「PixelView VideoMaker」、エスケイネットからはソフトウェアエンコードの「MonsterDV」と対照的な製品となっている。



PixelView VideoMaker

 「PixelView VideoMaker」は、デコード機能も持つStream Machine製エンコーダチップ“SM2210”を採用。中央にはPhilips製のPCIブリッジ“SAA7146A”、I/Oコネクタの側には同じくPhilips製のデジタル/アナログビデオエンコーダチップ“SAA7121H”とアナログビデオデコーダ/フィルタチップ“SAA7114H”が搭載されている。TVチューナはステレオ放送/2カ国語放送にも対応している。
 キャプチャ時の解像度は704×480/352×240、ビットレートは可変/固定ともに2~10Mbit/秒。Cyberlink製のビデオ編集ソフト“PowerDirector”がバンドルされており、独自のアルゴリズム「SVRT」により高速エンコードが可能とうたっている。
 価格はコムサテライト3号店で2万8800円である。



PixelView VideoMaker
右がエンコーダチップ“SM2210”、中央はPCIブリッジ“SAA7146A”
MonsterDV

 対して「MonsterDV」はソフトウェアエンコードのため至ってシンプルな外観で、基板はTVチューナ/キャプチャカードとしては小柄でLow Profile PCIにも対応している。デコーダチップがお馴染みの“Bt878”ではなくこちらもPhilips製の“SAA7134HL”であるのも特徴で、TVチューナはステレオ音声多重放送にも対応する。
 キャプチャ時の最大解像度は720×480、最大ビットレートは可変/固定ともに8Mbit/秒。インターレースのTV画像を表示した際のジャギーを取り除くプログレッシブ・オーバーレイ・テクノロジーに対応している。
 ちなみに、エスケイネットのサイトのMonsterDVのページには「開発者の声」というコーナーがあり、それによると“SAA7134HL”とTVチューナは高画質化のためにPhilipsとの業務提携により開発したものということである。
 価格はT-ZONE.PC DIY SHOPで8900円。



MonsterDV
デコーダチップ“SAA7134HL”
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