ちなみに、第3回美少女ゲームフェスティバルにブースで参加したブランドは、ERROR、戯画、Sweet Basil(ウィル)、D.O.、トラヴュランス(&AngelSmile,せ・き・ら・ら)、フォスター、minori、ライアーソフト、RUNE(五十音順)。ここでは、各ブランドがこの夏から秋にかけて放つ、期待の新作ソフトを発売日の近い順に大紹介しちゃいます。
まずは今月31日発売予定の「BITTERSWEET FOOLS」。同人で固定ファンをがっちり掴んでいる相田裕氏が原画担当ということで、早くからチェックしていた人は多いんじゃないかな。BITTERSWEET FOOLSはイタリア中部の都市・フィレンツェの闇社会を舞台に繰り広げられる、さまざまな人間模様を味わうインタラクティブノベル。登場人物が複雑に絡みあう練られたシナリオを、外からじっくり、渋くて淡いグラフィックとともに堪能できそうだぞ。最近、オトナのための「深い」ノベルが少なくなったと嘆くみなさんの不満はこのソフトが解消してくれるかも。ちなみに脚本も同人で有名な古我望氏が担当。音楽はドン・マッコウ氏率いるTWOFIVEが担当しています。
広報さんにパッケージを持ってもらってパチリ |
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続いてこちらも31日発売予定の「花の記憶 第六章」。もはや何の説明もいりませんね。あまりにも有名なシリーズ第6弾でございます。極限までフォスター言うところの「面倒臭さ」を削り落として、いかに実用性を高めるかが徹底的に突き詰められている仕様は今回ももちろん健在。ユーザーからのアンケート葉書を元にコスプレ度が高めになったとのことなので、自分の意見が採用された制服属性な人は、こりゃ見逃すわけにはいきませんですことよ。
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DOS版をライブでやっていた人の、現在の年齢は調べたくないかも(笑) |
31日発売シリーズ(?)のトリはD.O.。PC-88xx~PC-98xx時代に名作を送り出して来たメーカーによる復刻ラッシュが続いていますが、ついにD.O.もこの波に乗ってきました。第1弾は「雑音領域(D.O.Classic Vol.1)」。94年12月(ちょうどDOSからWindowsに移行し始めの頃)にMS-DOS版が発売された後、96年1月にWindows 95移植版が発売されているサイコホラーAVGの2001年バージョンです。原画が今風な感じに変わっております。
ダークな雰囲気のシナリオで、しかも激ムズ(バッドEDだらけ)だったのが魅力だった雑音領域が、2001年にどうリニューアルされてくるのか。当時を知る人もそうでない人も見逃せないね。
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