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サーバ管理ツール『Qloc』を『IBM eserver xSeries』にバンドル

2001年08月09日 19時27分更新

文● 編集部

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クワンティ(株)、ダイワボウ情報システム(株)、(株)アルゴ21、日本アイ・ビー・エム(株)は、Linuxサーバ管理ツール『Quick Linux O/S Configurator』(以下、Qloc)の開発、販売、サポートでの協業を発表した。

Qlocは、1台のLinuxサーバ上で稼働するWebサーバ、メールサーバ、ファイルサーバ、プリントサーバといった各種サーバを管理するツール。Webベースの管理画面では「目的を2クリックで達成」(プレスリリースより)できることをめざし、Linuxに関する専門知識なしでサーバを管理することができるという。また、アプリケーションからカーネルに至るまでのセキュリティパッチ自動アップデート機能があり、安全なサーバ運用が可能になる。主な機能は以下のとおり。

  • アカウント管理
  • メーリングリスト運用
  • コンテンツフィルタ
  • アクセスログ解析
  • コンディションのモニタリング
  • バックアップ
  • Windowsとのファイル共有
  • プリントサーバ
  • Webサーバ
  • DNSサーバ
  • Proxyサーバ
  • DHCPサーバ
  • FTPサーバ
  • ファイアウォール
  • SSH

OSにはRed Hat Linuxが使用される。ハードウェア、各種設定込みでの価格は49万8000円から。

今回の協業では、クワンティ(株)が『Qloc』の開発を行ない、ダイワボウ情報システム(株)が『IBM esrver xSeries』に組み込んで販売、(株)アルゴ21がサポートを提供、日本アイ・ビーエム(株)は『IBM eserver xSeries』の提供と、クワンティ(株)と共同で「IBM esrver」シリーズ全ラインナップで『Qloc』のテストを行なうとしている。

これまで専門的な技術者がいなかった官公庁や企業だけでなく、大企業の部門別サーバとしての需要も見込んでいる。

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