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キューブ型インテリアマシン自作編 ~予告編~

2001年06月21日 20時33分更新

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■インテリアマシン基本コンセプト

 はっきり言って自作マシンの外観は格好が悪い。とてもお部屋のインテリアになりそうな代物ではない。考えてみれば近頃のオーディオはキラキラ光ったり、実用上はほとんど意味のない電動ギミックが内蔵されていたりと、完全にインテリア化してきている。もはや音質では素人に判別のつかないレベルに進化しているので、購入のポイントはデザインに移行してきているのだ。普及率で考えれば、近頃はパソコンもMDコンポと大差ない状態であろう。パソコンはもともと素人にはよくわからないものだし、PCの性能も最新3Dゲームをグリグリといった使い方でなければ、必要にして十分なレベルに達していると思えなくもない。今一番パソコンに求められている“機能”はデザインなのかも知れない。
 ちょと理屈に無理があるような気がしなくもないが、今回はインテリアとしての“機能”を最重視したマシンを製作しよう。新築マンションのショールームにさりげなく置いてあると、お部屋の雰囲気がグレードアップしてしまうような、若い娘さんに「かわいい~、ナニこれ」とモテモテなインテリアPCを製作するのだ。では、インテリアPCとして必要な特徴を考えてみよう。

(1)小さくてシンプルかつ未来的デザイン
(2)安定感があり落ち着いた配色
(3)高品質な素材
(4)電飾盛り沢山
(5)あっと驚く電動ギミック

 そんなわけでたどり着いた結果は20cm角ほどの立方体で、透明(アクリル又はガラス素材)の筐体。全体が美しく光りCD-ROM等は開閉時以外見えない(フルカバー)といったもの。G4 Cubeが中まで透明になって電飾内蔵+電動ハッチ付きになったようイメージだ。コンセプトは熱帯魚の水槽。置いておくだけで嬉しいマシンがインテリアPCだ。

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