【続報】マイクロソフト、“Windows XP Reviewers Conference”で『Windows Messenger』などをデモ
2001年06月19日 23時10分更新
『Windows Media Player for XP』
また、従来Windows XPには『Windows Media Player 8』を標準搭載するとされていたが、Media Playerは今回新たに『Windows Media Player for XP(MPXP)』となった。
『Windows Media Player for XP』(MPXP) |
『MPXP』と名称が変更されたのは、CD-R書き込みなど、Windows XP固有の機能をサポートして汎用性がなくなったためだという。もっとも、一部の報道関係者の間ではOS固有の機能であるとして、かつてのIEのように標準搭載することへの批判をかわすためではないかと推測されている。Windows 98やMe用のMedia Playerは、別途提供するという。
『MPXP』これは最もコンパクトな表示にしたところ |
『MPXP』には、再生している曲に関連するCDのジャケット画像を、インターネット上からダウンロードして中央に表示する機能が追加され、DVD再生やCD-R/RW書き込みのパフォーマンスが向上したとしている。
そのほかに変更された点は、- 新たに“グリーン”と“シルバー”の2色のカラーリングの提供
- スタートメニューにデフォルトのアイコン配置の変更
- 30個までの履歴をスタートメニューから選択可能
- アイコン名の背景の透過表示
- コンパクトフラッシュやCD-Rなどを挿入したとき、自動的にソフトウェアやウィザードが起動する機能の向上
シルバーのカラーリングのWindows XP。今後新色を追加するかどうかについては、技術的には何ら問題はなく、ユーザーの反応次第だという |
会場内にあったビルドナンバー2490のWndows XP。既報のとおり、新機能の追加などは行なわれていないという |
Windows XPの製品版は、米国では10月25日に発売する予定。日本での発売は、そのあと2週間以内とされている。日本法人のマイクロソフト(株)では、米国発売同時を含め可能な限り早期に、かつプレインストールするパソコンを提供するパートナー企業の要望などもいれ、最適な発売日を決定するとしている。