データ形式ごとの表示ができる「着信メロディ編集機能」
着信メロディ編集に切り換えると、マジックウィンドウ部分がC-MIDI、SMFなどのフォーマットごとのデータをまとめて表示する画面に切り替わる。サンプルデータもここに表示される。
新規作成は「アイテム追加」で、鍵盤と五線譜表示される「着信メロディエディタ」で行う。データ入力方法は、音符の長さを指定し、画面上の鍵盤をクリックしていくタイプだ。和音は、トラック一覧内で右クリックして「トラックの追加」を行い、編集するトラックを選択して音符入力する。音符は標準ですべてのトラックが表示されるが、各トラックの“目のマーク”をクリックして表示/非表示を切り換えられ、同様に左隣の音符マークをクリックすれば、再生時にそのトラックだけは再生しないという設定もできる。
できあがった曲は「キー」タブをクリックすると、設定している携帯電話に直接手打ちする場合の入力方法(たとえば、2、4、右、5、6、シャープ、6という具合)が表示され、今回から新たにその手順を音声で読み上げる機能が装備された。短い曲ならわざわざコードを接続しなくても、声に合わせて携帯電話上で入力可能だ。
そのほか、おもしろい機能としてはメロディラインと、同じメロディを音の高さを変化させて少し遅れて繰り返す(いわゆる「かえるの歌」の輪唱ような)「カノン」などが用意されている。