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携帯メモリ編集ソフト徹底比較

携帯メモリ編集ソフト徹底比較

2001年06月20日 00時00分更新

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携帯メモリ編集ソフト徹底比較

最近の携帯電話は多機能な上、登録できる情報も電話番号だけでなく住所や複数のメールアドレスなど増える一方だ。しかし、それらの編集を携帯上で行うのは面倒。そこで便利なのが、PC上でメモリを編集して携帯電話にデータ転送できる「携帯メモリ編集ソフト」だ。市販ソフト8本(β版1本を含む)の機能と使い勝手から、編集部で実機を使い検証した503i対応状況表までを一挙紹介する。

メモリ(電話番号)管理だけじゃない! 最新携帯ソフト事情

 以前は、携帯メモリ編集ソフトといえば、その名のとおり携帯電話のメモリ(電話番号)をPCで編集できるだけだった。しかし、現在では携帯電話自体でできる機能が増えたため、待ち受け画面や着信メロディの編集と転送に加え、携帯メールや、ブックマークの編集ができるようになるなど、携帯電話をフルに活用すべく機能が充実してきた。

 「503iシリーズ」「210iシリーズ」などのように、シリーズごとに発売される携帯電話だが、電話帳内部の構成やメモリデータの格納方法などの内部仕様は、メーカーによって異なる。たとえば、F503iならメモリ番号0~9までは短縮ダイヤルに指定されているのでグループ分類できず、P503iならマルチダイヤル(1人に複数の電話番号を指定する)はメモリ番号400~499までの100件のみ、N503iは1人分のデータに電話番号4つとメールアドレス3つを登録できる、といった具合だ。ソフトはこうした機種間の違いにも対応しなければならず、しかもシリーズの中でも端末の発売時期が少しずつ異なるため、ソフト発売後に登場した機種にすぐ対応するのが難しいという現状も仕方のないところだろう。

 そうは言っても、携帯の新機種に買い換えたらすぐにでもデータを登録したいもの。特に、これから機種変更を考えているなら、変更前の携帯電話からデータ(メールなども含む)を取り出してPCに保存し、変更後の新機種にそっくり転送できればこれほどラクでありがたいことはない。

 そこで今回は、NTTドコモの503iシリーズに絞って、全7本の携帯メモリ編集ソフトをレビューするとともに、各ソフトのメーカーが発表している対応状況表に加え、編集部内の503iシリーズの実機による徹底的な各機能の対応調査を行った結果を表にまとめた(2001年6月20日現在)。

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