(株)アイ・オー・データ機器は、接続ケーブルによってインターフェイスを変更できる「i・CONNECT」搭載のポータブルDVD-ROMドライブ「DVDP-i8」を発表、5月末に出荷開始する。製品にはCardBus対応のPCカード(インターフェイスカード)が標準添付される。
低駆動音対策を施したドライブを採用し、DVD-Video鑑賞時に気になる風切り音を防ぐ工夫を施したという「DVDP-i8」。 |
DVDP-i8は、アイ・オー・データ機器のポータブルDVD-ROMドライブとしては初のDVD-RAM読み込みに対応した製品。UDFフォーマット(Rev 1.02)のDVD-RAMメディアを読み込み可能なほか、DVD-R、DVD-ROM、CD-R/RW、CD-ROMの各メディアの読み込みに対応(DVD-RWは未対応)。読み出し速度はDVD-ROM8倍速(10.8MB/秒)、DVD-RAM2倍速(2.7MB/秒)、CD24倍速(3.6MB/秒)となる。
「DVDP-i8」の付属品。携帯に便利なポーチと小型ACアダプタがセットになっている。 |
インターフェイスはアイ・オー・データ機器独自のマルチコネクタ対応「i・CONNECT」を採用し、標準ではCardBus対応のPCカードが付属する。このPCカードインターフェイスは電源供給も可能で、ACアダプタを使用できない環境でも使用できる。ただし、32bitのCardBusではなく16bitモードでの接続になるため、読み出し速度はDVD-ROM2.5倍速、CD12倍速に制限され、DVD-Videoの再生はできない。また、i・CONNECT対応ケーブルを利用することで、USB 2.0(ケーブルは同社Web販売で8800円)やSCSI、IEEE1394などでデスクトップPCとの接続も可能。
本体サイズ/重量は、140(W)×150(D)×20(H)mm/約380g。DVD再生ソフト「PowerDVD VR-X」が付属し、DVD-Videoの再生が可能。
対応OSはWindows 95 OSR2以降/98/Me/NT 4.0/2000。ただし、NT 4.0では16bitモードでの接続となり、DVD-Videoの再生はできない。価格は3万6800円。
また、同社は5月末出荷予定の256MB CFカード「PCCF-H256MS」、6月上旬~中旬出荷予定の15インチ液晶モニタ「LCD-ADV15H」「LCD-A15HS」について、発表時よりも引き下げた新価格で発売すると発表した。それぞれの新価格は以下のとおり。
- PCCF-H256MS 3万7800円(発表時 4万4800円)
- LCD-ADV15H 6万4800円(同 7万4800円)
- LCD-A15HS 6万4800円(同7万4800円)
(株)アイ・オー・データ機器
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