富士通(株)は21日、コンシューマー向け英日・日英翻訳ソフト『ATLAS 翻訳パーソナル』を発表した。6月22日に発売する。
『ATLAS 翻訳パーソナル』 |
富士通ではこれまで、翻訳ソフトとして『ATLASシリーズ』を販売しており、同社によればこれまで累計で13万本出荷したという。『ATLAS 翻訳パーソナル』は、同シリーズのコンシューマー向けとして開発した。
『ATLAS 翻訳パーソナル』メインウィンドウ |
26万語の基本辞書と翻訳プログラムなどは『ATLASシリーズ』を踏襲している。追加された機能は以下のとおり。
- “マウス翻訳”
- 文章を「Alt」+マウスクリックすることで、自動的に翻訳する
- “タイピング翻訳”
- 「Ctrl」+「Shift」+「T」キーを入力することで起動し、翻訳する
- “クイックファイル翻訳”
- エクスプローラの右クリックメニューに翻訳機能を追加する
“マウス翻訳” |
“対訳ビューア”を使用すれば、左に原文、右に訳文を対比させて表示可能。原文および訳文中の特定の単語をクリックすると、それに対応するもう一方の単語が反転表示される。
また、『Acrobat Reader』や『Office 2000/XP』などにアドインして翻訳することも行なえる。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000で、インストールに必要なハードディスクの容量は130MB以上。
価格は『ATLAS 翻訳パーソナル V1.0』(英日/日英双方向)が8800円、2万本限定のキャンペーン製品として販売する『ATLAS 翻訳パーソナル+ビジネス用辞書パック V1.0』(英日/日英双方向)が2万9800円となっている。