(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)は17日、ISDNダイヤルアップルーター『MN128シリーズ』の新機種として、ADSL/CATV/Bフレッツ(NTT東日本/西日本の光接続サービス)などのブロードバンドアクセスに対応した『MN128-SOHO PAL B&I(ビーアンドアイ)』を発表した。価格は3万9800円で、6月1日に販売を開始する。
『MN128-SOHO PAL B&I』 |
同製品は、従来機種の『MN128-SOHO PAL』に、ブロードバンドアクセスに必要な機能を追加したISDNダイヤルアップルーター。ルーター機能のほかに、10BASE-T×4ポートのHubを内蔵し、パソコンからUSB経由でISDNターミナルアダプターとして接続できる“USB TA機能”を搭載。ISDN回線の通信速度は、同期 56/64/128kbps、PIAFS 32/64kbps。また、ISDNアクセス用に、切り離し可能なDSU、2個のアナログポート、1個のISDN S/Tポートなどを装備。また、ブロードバンドアクセス用に、1個の10BASE-TのEthernetポート(WAN用)を装備する。
ブロードバンドアクセスでは、NTT東日本/西日本のADSLアクセスサービス“フレッツ ADSL”で採用されたPPPoE方式に対応し、PPPoE接続用ソフトのパソコンへのインストールが不要という。また、ADSL回線が切断された場合に、自動的に再接続する“セッション・キープ・アライブ機能”を搭載する。さらに、ブロードバンド回線経由でのインターネットアクセスと、ISDN回線経由のリモートアクセスを、同時に接続可能。そのほか、漢字表示可能なモノクロ液晶ディスプレー(全角8文字×4行)と、ワンタッチで回線の接続/切断を行なえる“接続/切断ボタン”を装備する。本体サイズは幅198×奥行き170×高さ45mmで、本体重量は約700g。