websphere2001 tokyoでは、テクニカルセッション以外の催し物も、お楽しみから実用まで、多数用意されている。
WebSphere Night 2001
まず、お楽しみの催し物としては、1日目の夜に行なわれる“WebSphere Night 2001”がある。これは、昨年のWebSphere Night 2000と同じく、酒食の用意されたパーティなのだが、特別ゲストとして本田技研工業の『ASIMO』が登場する予定。テクニカルセッションで頭を使った夜はASIMOを見て楽しんで……といったところである。
また、WebSphereでシステムを構築しているファイン ワイン クラブのサイト説明やワインテイスティングコーナー、即売なども行なわれる。
BOF
あるテーマについて、テーブルを囲んでざっくばらんに語り合うのがBOF(Birds of a Feather)だ。websphere2001 tokyoでは、以下の8つのBOFが予定されている。- WebSphereスペシャリストと話そう
- Web Sevices
- WebSphere認定技術者対策講座
- WebSphere Best Practice
- WebSphere EJBトランザクション
- WebSphere EJB & J2EE
- WebSphere V4 EE for z/OS and OS/390
- EJB Component & Interoperability
これらのBOFは、すべてが関連するセッションの30分後に始まる仕掛けとなっている。セッションを聞いて、その内容についてイメージがハッキリしている間に引き続きBOFを行なおう、というわけだ。
トラブルシューティング「レスキュー2001」
webspehre2001 tokyo会場内では、技術者のトラブルに直接回答するコーナーも設置する。それが「レスキュー2001」だ。IBMの技術者との個別相談が可能なほか、もしもバグが原因であった場合は、IBMスタッフがフィックスパックを検索→該当フィックスをCD-Rに収録して手渡ししてくれる。
WebSphere認定試験学習ソフトによるテストコーナー
WebSphere認定技術者になりたい人のためのサンプルテスを受けられる部屋も用意される。PC5~6台を設置し、WebSphereの研修コースを運営しているシステム・テクノロジー・アイが作成したWebSphere学習ツール『iStudy for WebSphere』を体験できるようになっている。高得点者には賞品も出るそうだ。
展示コーナー
展示コーナー『ソリューションセンター』には46ブースが設置され、
- e-infrastructureゾーン
- e-businessの構築、管理をサポートするソリューション
- e-businessゾーン
- e-businessを支えるソリューションやパッケージ
- e-commerceゾーン
- BtoB、BtoCのcommerceソリューションとパッケージ
の3つに分けられている。これらには、IBMのブースのほか、パートナー各社も出展予定だ。
WebSphereは、1999年の1月11日に発表されて以来、去年が対前年で約10倍、今年に入って3倍弱の伸びを示しているという。こうした中で、日本アイ・ビー・エムとしては、もっともっと“WebSpherian”(同社のwebsphere2001 tokyoページを参照のこと)を増やし、技術者同士のコミュニティを拡げていきたいとのことだ。実際、今回のターゲットも決裁権者というよりも技術者を強く意識したものであり、真に技術者の役に立つような材料をそろえてきている。Webテクノロジーの最新動向に触れ、技術者同士ナマの意見交換も可能な仕掛けが施されたイベントとなっているのは確かなのである。