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FinePix6800Z/FinePix4800Z/FinePix2300

FinePix6800Z/FinePix4800Z/FinePix2300

2001年02月01日 20時14分更新

文● 行正

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単焦点の入門機ながら211万画素と解像度が向上した「FinePix2300」。

 FinePix2300は211万画素の普及型デジタルカメラで、従来機「FinePix1300」のデザインを継承する。撮像素子は211万画素の1/2.7インチCCDで、記録画像は1600×1200ドット/1280×960ドット/640×480ドット。レンズは単焦点で35mmフィルムカメラ換算36mm相当、絞りはF4.8/F11の自動切換え。画像記録はスマートメディアを採用し、8MBメディアが1枚付属する。単3アルカリ乾電池×4本で動作し、液晶モニタONで約240枚、OFFで約730枚の長時間動作するのが特徴。動画やボイスメモ機能は搭載していない。本体サイズは110(W)×39(D)×77(H)mm、重量は約300g。クレードルは採用しないものの、USBケーブル(付属)でPCと接続可能。
 価格は4万9800円で、3月4日発売予定。

新製品となる128MBのスマートメディア「MG-128SW」。

 デジタルカメラ発表と同時に、富士フイルムではインターネットを利用した画像関連サービス「Picture The Future」を展開することを発表した。これは現在展開中の画像データプリントシステム「FDiネットサービス」と連動するもので、ユーザーから見ればデジタルカメラ付属の画像ビューアをからFDiを利用できるというサービス。
 DPEショップが配布したCD-ROMにある画像ビューア(FinePix付属のものとほぼ同機能)を用いて画面上でプリントする画像と枚数を指定すれば、インターネット経由で最寄のDPEショップで画像データが送信され、同社のデジタルミニラボ「フロンティア」で印画紙へ出力されるというもの。CD-ROMはショップごとに作成され、あらかじめ最寄の(配布した)DPEショップが注文受け付け先として登録されているといった具合に、地域のDPEショップとインターネット受注システムを連動するサービスとなっている。現在、小規模店舗でも利用できる受注用サーバ/ルータを含めて準備が進められており、サービス開始は2001年6月を予定しているという。
 また、デジタルカメラで撮影した画像を携帯電話の画像付きメールや待ち受け画面に利用するためのサービス「ピクチャnet」(現在試験公開中)や、銀塩カメラのフィルムをDPEショップに持ち込めば画像データ入りCD-ROMを作成する「フジカラーCD」からもFDiサービスを注文できるといったサービス展開を予定しているという。

 

富士写真フイルム(株)
問い合わせ先 お客様コミュニケーションセンター 03-3406-2981

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