ベンチマークテスト結果
今回はFSB266MHzで動作させられるCPUが入手できず、またボードに倍率変更機能もなかったために、FSB266MHz&PC2100 DDR SDRAM環境でのテストは行っていない。現在環境が揃っていて動作保証のあるFSB200MHz&PC1600環境でのパフォーマンスが、同じAMD-761搭載のGA-7DXCと比較して、あるいは他のチップセットを搭載した代表的なマザーボードと比較してどうなのかが焦点だろう。結果としては、GA-7DXCとはほぼ互角と言ってよく、他のチップセットに対しては優位を示している。GigabyteとASUSTeKという2大メジャーメーカーの製品がほぼ同じ傾向を示したことで、このあたりがAMD-761プラットフォームの標準的パフォーマンスと言っても良さそうだ。AMD-761+DDR SDRAMは、費用対効果はともかく、PC1600環境でも現行の他のチップセットより一段上のパフォーマンスが得られることは間違いないようだ。
SYSmark 2000
Super π
東京大学金田研究室が開発した、有名な円周率計算プログラム。CPU性能、メインメモリ性能、HDD性能などを顕著に反映するためベンチマークプログラムとしても広く使われている。数値は、最もポピュラーな104万桁の演算を、19回ループさせた時の値で、環境は1024×768ドット/16bitカラー/85Hz。結果は、GA-7DXCと並んで優秀な性能を示している。 |
3DMark 2000 Ver1.1(Ahtlon)
madonion.com(http://www.madonion.com/)の3Dベンチマーク「3D mark 2000 Ver1.1」。環境は1024×768ドット/16bitカラー/85Hz。Hardware T&Lは使わず、Optimizationは「Athlon」を選択している。同じAMD-761搭載のGA-7DXCには若干劣ったが、他のプラットフォームに対しては優位に立っている。 |
チップセット | AMD-761(AMD)+VT82C686B(VIA) |
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メモリソケット | DDR DIMM×2 |
拡張スロット | AGP Pro×1、PCI×5、AMR×1(PCIと共用) |
FSB設定クロック | 90、95、100~180MHz(1MHz刻み、BIOS) |
CPUコア電圧 | 1.1~1.85V(0.05V刻み、ジャンパ) |
I/O電圧 | 2.7、2.9、2.8V(ジャンパ) |
クロックジェネレータ | 94225AF(ICS) |
ハードウェアモニタ | AS99127F(ASUSTeK) |
BIOS | AWARD |
ボードサイズ | 306(H)×245(W)mm |
問い合わせ先 | 株式会社ユニティ http://www.unitycorp.co.jp/ |
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