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野放図の文書ネットコピー、出版事業者による研究会発足へ

2001年01月19日 22時00分更新

文● WEB企画室 伊藤咲子

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「技術屋が勝手に作ったシステムには、我々のビジネスの要素が反映されていない」――(株)日本経済新聞社でネット発信事業を手掛ける坪田知己電子メディア局次長は、こう嘆く。文字データは、画像や音楽データと比べて違法コピーを防ぐ技術的な対応が遅れており、デジタル化を進める出版業界の悩みの1つとなっている。19日、坪田氏らが呼び掛け人となり、文書データの著作権保護を目的とした研究会“文書流通タスクフォース”の説明会が、東京・丸の内で開催された。会場には約50社の新聞・出版事業社が集まり、関心の高さを伺わせた。

“文書流通タスクフォース”は、安田浩東大教授らが進める産学協同プロジェクト“コンテンツIDフォーラム”の一事業。同フォーラムの技術・システム検討グループとともに、コンテンツプロバイダーからみた要求条件を整理し、著作権保護・流通モデル仕様を作成する。本日より、ホームページ等を通じて参加企業を募集し、半年後に実証実験を行なう予定という。

日経電子メディア局次長の坪田知己氏
日本経済新聞社電子メディア局次長の坪田知己氏。「技術者が勝手に作った、ビジネスの要素が入ってないシステムでは、いずれ壁にぶつかる。我々の要求を提示し、トータルなシステムを目指す方向で進めたい」と、出席者にアピール

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