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ウルティマオンライン -第3の夜明け-

ウルティマオンライン -第3の夜明け-

2001年01月16日 19時31分更新

文● 内田

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「Honesty」エリアのゲート。ここも、もともとは神殿だったであろう雰囲気の場所だ。今回の新大陸周遊最大の「散歩」はここからスタート。
道をちょっと外れたら、ジャングルに突っ込んでしまった(笑)。危険なモンスターは特にいなかったので問題はないが、「UOのジャングルは障害物が多くて歩きにくい」という点は相変わらず。3D化されたジャングルのうっそうとした雰囲気にしばしウットリ。
レーダーマップの端のほうに巨大な建物らしきものが見えたので、道に戻って進んでいくことに。かなり立派な石製の建造物がある橋を発見した。問題の巨大な建物の入り口はこの先のようだ。
巨大なアーチを持つ謎の建物の入り口。朽ち果てているような雰囲気ではあるが、整備された通路と水が満ちた堀から推察するに、おそらくはここは城のようなところだろう。
さっそくRat Manがお出迎え。やはりここもすでに人間の生活圏ではないようだ。というよりも、元々人間が暮らしていたところではないのか? 今のところまったく不明。
城内の中庭(?)部分。レーダーマップを見るとはっきりわかるが、床のタイルは大きな天秤があしらわれたもの。このような天秤の模様は「Justice(正義)」の神殿にもあるのだが、この廃城と徳の神殿には何か関係があるのだろうか?
巨人族の中でももっとも強力な「Ogre Lord」がふらついていた。従来は普通のOgreと同じデザインだったが、今回は髑髏で作ったネックレスをしており、Ogreとは別グラフィックスになっている。重装備の戦士でも、Ogre Lordと正面から殴りあうのは非常に危険なので、複数枚の刃物が回転しながら敵を攻撃する魔法生命体「Blade Spirit」をぶつけて戦うのがセオリーだ。
入り口からどんどん奥に進んでいくと、屋上に魔方陣が置いてある建物を見つけた。東側の広場は、先ほどの天秤と同様に、色違いのタイルで装飾が施されている。
建物の中に入ってみたが、中には特にこれといったものは何もなかった。屋上の魔方陣は建物の外へのテレポータで、ここではめぼしい発見はなし。
城の一番奥、裏門に当たる部分から続く山道を進んでいくと、洞窟の入り口を発見した。すると、洞窟内は人間の手によるものであろう装飾が。ここは一体なんだろう?
洞窟の通路を進むと、開けた場所に出た。やはり人間の気配はないが、石造の設置された立派な建物を発見した。
建物内部。本などが散乱する広い部屋になっていた。はて、何かの研究施設?
洞窟内の広場を歩いていると見たことのない生き物を発見。おそらくまだテクスチャが未完成なのだろうが、輪郭とアニメーションから推察するに、たぶん小型の精霊だろう。ちなみに、UOにこの手の小精霊は今までいなかった。
こちらは2D画像のままで残念なのだが、広場に「Dragon」がいた。「Serpentine Dragon」という名前で、今まで見たことのないものだ。近づいても攻撃してこなかったので、下手に手出しをせずに素通り。
広場には植え込み付きの噴水もある。
広場の中心部近くには、譜面台とハープが設置されている。大人しいDragonに小型精霊、花まで咲いてるきれいな庭園と、人間の住んでいない地下庭園だけど、のんびりと平和な雰囲気のあるところだ。それだけに、なぜ人間がいないのか、と考えをめぐらすとゾッとする……(まだ実装されてないだけだったりしないよな……)。謎は多い。
庭園を抜けてさらに先に進むと上り階段があるのだが、抜けた先はさらに建物だった。レーダーマップを見た感じでは、複数の部屋を持つ城のような雰囲気。ここにも楽器が設置されたスペースが。
通路を道なりに進むと、SkeltonやBone Knightといったアンデッドモンスターが巣食っていた。この時点では2匹しか見えないが、この先にはもっと数がいるかもしれないので、単身乗り込むのは危険かなぁ……。
にもかかわらず進んだら、なんとUO最大の敵である「Connection Lost」、つまり回線切断が発生!! 再度接続すると、案の定、死んでいた(笑)。テクスチャはまだ実装されていないが、魔法を使うアンデッドモンスター「Liche」の姿を確認。たぶん、こいつに殺されたんだろうな……というところで今回の「大散歩」は終了! いろいろ見て歩いたが、謎なものや場所ばっかりだなぁ……。

 というわけで、Ilshenar大陸の「ほんの一部」を徘徊してみたのだが、いかがだろうか? まだまだわからないことだらけで、攻略も何もない、という状態なのだが、前人未到の新大陸を進むのは、何ともいえない興奮を覚えるもの。今回歩き回った地域は、おそらく新大陸のまだほんの一部だろうし、12種類いるという新生物も、まだ1種類しか見つけられていないので、機会を改めてこの周遊記の続編もお届けしようと思う。発売日は2001年3月22日に予定されており(1月16日現在)、いよいよ正式リリースまでカウントダウン、という時期にさしかかってきた。新たな世界での冒険がもう楽しみだ。

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