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ウルティマオンライン -第3の夜明け-

ウルティマオンライン -第3の夜明け-

2001年01月16日 19時31分更新

文● 内田

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前住民文明? の痕跡が随所に見られる
謎の新大陸「Ilshenar」に初上陸!

「第3の夜明け」のもうひとつの新デザイン、新大陸「Ilshenar」に行ってみた。現在のところ、Britannia大陸から新大陸への移動は、世界各地に点在する「Moon Gate」に入り、メニューから行き先を選択、という手順になっているが、正式リリース版でどのようになるかは今のところ不明。なお、画面はIlshenar大陸の「Compassion」のGate付近。

 現在α版テストはα版対応のテストサーバで行われているが、そのサーバ上では、同時に新大陸「Ilshenar」のテストも実施されている。このテストサーバは、通常のUOクライアントでもログイン可能だが、新大陸に行くにはα版が必要になる。また、α版クライアントで一般サーバにログインすることも可能だが、その場合にはIlshenar大陸に行くことはできない。ここから先のページでは、前回のレポートでお伝えできなかったIlshenar大陸の様子を、画面とともにお伝えしよう。なお、出回っている情報がまだまだ少ないので、まだまだ「謎」としか言いようがない場所が多い。その点はひとまずご容赦いただきたい。

 新大陸Ilshenarは、「Moon Gate」というワープゲートにより、Britannia大陸と行き来する構造となっている。新大陸側のGateは合計8個で、これらはIlshenar大陸の各地に点在している。この8個のGateには、Ultimaシリーズの重要な要素のひとつである「8つの徳」の名が与えられており、大陸自体が大まかに8つのエリアに区切られたようになっている。区切りといっても、明確にどこからどこまでがどの名称のエリア、というわけではなさそうだが、緑の平原地帯から寒冷地まで自然環境がさまざま用意されているので、これが大体の目安といったところだろう。「8つの徳」とIlshenar大陸の関連についてはまだよくわかっていないが、Britannia大陸に点在する「徳の神殿」の近くにIlshenarに行くためのGateが設置される、という情報もあるようだ(真偽の程は不明)。

 Ilshenar大陸にはBritannia大陸からの入植者が作った開拓村があり(銀行や商店なども設けられている)、ここが冒険の前線基地になると思われる。このような「人の気配がする集落」のほかに、すでに廃墟となっており人の気配はないのだが、Ilshenarの先住民が建設したのであろう巨大な城や街も存在している。「The Second Age」で追加された新大陸には蜘蛛人間と蛇人間という、高度な文明をもった亜人種が存在していたことを考えると、必ずしもこれらのIlshenar大陸の「遺跡」が“人間”の手によるものだとも言い切れず、現段階では謎が深まるばかりだ。今後、バックグランドストーリーなどがもっと明らかになってくると、このあたりはもう少し解決していくだろう。楽しみなポイントのひとつだ。



Ilshenar大陸「Honor」Gate付近。西側の山道を抜けると、うっそうとしたジャングルに出る。
Ilshenar大陸「Sacrifice」Gate付近。Gateの周囲は墓地(?)に隣接した神殿のような雰囲気だが、詳細は不明。ここを取り囲む森を抜けると、草原地帯に出る。
Compassion Gateの周囲を歩き回ったところ、画面のように雪がある場所も点在していた。どうやらこのあたりは山岳地帯のようで、平地が少なく、平地の間をつなぐ山道の幅がかなり狭いので、モンスターに追いかけられると、逃げ場が厳しかったりする。また、“野良deamon”がいたりもするので、なかなか危ない場所である。
Sacrificeエリア入り口のMoon Gateを北に進むと、かなり大きな街を発見! ……が、どうも様子がおかしい。
なんとこの街には住人が全然おらず、建物は中も外も荒れ放題。で、人間の代わりに、Gazerが大量に住み着いていた。
庭園か何かの跡地。周囲には無料でキャラの蘇生をしてくれる「Wandering Healer」がフラフラしていたが、生活感のあるような場所ではなく、ここも基本的にはただの廃墟。
ついに人間の集落を発見! 街のような建物ではなく、荷車を固定したものが住居として使用されているが、銀行や治療院、厩舎が常設。ただし、Britannia大陸の街のような「無敵の衛兵」はいないので、自分の身は自分で守らなければならない。
別の集落。こちらは住人の数がもうちょっと多く、店舗もいろいろある。前述の集落と同様、「開拓村」という面持ちの場所だ。

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