(株)アッカ・ネットワークスは19日、10月より東京都内の一部地域において実施していたADSLの試験接続を、当初の予定通り2001年1月下旬に商用サービスとして本格的に提供を開始すると発表した。
アッカでは、DSL回線をISP事業者へ提供するホールセールに当面特化する。エンドユーザーに対しては、アッカと提携するISP事業者を通してADSLサービスを提供する。今回開始する商用サービスは、ISP事業者として提携合意しているNTTコミュニケーションズ(株)の運営するISP“OCS”を利用し、ADSL加入申し込みもOCN経由となる。アッカではほかのISPとも交渉中で、提携合意に至り次第順次発表するとしている。
また、同社では、商用サービス開始と同時に提供エリアの拡大も実施する。拡大するエリアは東京都・三田、青山、新淀橋、茅場兜、池袋、代々木、四谷、丸の内、目黒、新宿、世田谷、志村、小岩、小石川、白金、江戸川別館、井草、弦巻、大泉、板橋、大阪府・大阪淀川、大阪北、東、大阪中央、北の計25局。