このページの本文へ

MI-E1

MI-E1

2000年12月15日 23時05分更新

文● 佐久間

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 12月はPDAの新製品が店頭をにぎわしている。7日のカラーPalm「Visor Prism」発売開始に続いて、15日にはシャープ(株)からキーボード付きザウルス「MI-E1」が発売された。

MI-E1は反射型TFT液晶搭載だが、室内の蛍光灯の下ならそのままでも利用可能だ。多少の暗がりであれば、内蔵フロントライトを使うことでより見やすくなる。なお、写真のP-in Comp@ctはオプション。

 製品の詳細については11月21日の本サイトのニュースで、製品予約中の店頭での様子は「Akiba2Go!」で詳しくレポートされている。

 MI-E1の特徴は、MPEG4形式の動画再生に対応したこと、NTTドコモのCFカード型PHS端末「P-in Conp@ct」を装着してWebブラウズやメールの送受信ができること、などだが、先ごろNTTドコモが始めたMPEG4動画配信サービス「M-stage visual」の受信、表示はできない。MI-E1のMPEG4再生機能は、「インターネットビューカムVN-EZ5」(7万9800)や「MPEG4ビデオレコーダー」(3万5000円)を使って自分で作成したMPEG4動画を楽しむのが主体になるが、シャープでは、同社の情報配信サービス「Sharp Space Town(SST)」を経由して、MPEG4動画の配信やザウルス文庫のダウンロード販売を今後も拡充していく、という。
 実際、MI-P1の発売に先駆けて12月8日にはザウルス文庫「ブレアウィッチ ラスティン・パーの告白」が単行本に先駆けて発売されている。これは週刊で続きが読める電子書籍で、支払いは最初の1回のみ(500円)。

 さらに、11月24日にはコンビニエンスストア、セブンイレブンの展開する情報流通システム「セブンドリーム・ドットコム」を通じて、全国のセブンイレブン店頭にある端末から高速な専用回線経由で「ザウルス文庫」「電子まんが」「MOREソフト」「モバイルレッスン」などのコンテンツが受信できるようになると発表された(開始時期、利用料金など詳細は未定)。
 編集部でもさっそくMI-E1の実機を1台入手したので、近々レビュー記事を掲載する予定だ。

シャープ(株)
問い合わせ先 コンシューマセンター 043-297-4649/06-6621-4649

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン