このページの本文へ

NTT、ADSL接続サービスの本格提供を26日に開始

2000年12月12日 19時42分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

東日本電信電話(株)(NTT東日本)および西日本電信電話(株)(NTT西日本)は12日、昨年12月より試験サービスを行なっている“ADSL接続サービス”の本格提供を開始するとともに、地域IP網を利用した“フレッツ・ADSL”を提供開始すると発表、本日郵政大臣に契約約款の認可申請、および料金の届出を行なったことを明らかにした。

ADSL接続サービス、12月26日より本格提供開始

ADSL接続サービスは、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者回線)をアクセスラインとしたインターネット向けサービス。NTT東日本およびNTT西日本は、昨年12月より試験サービスを行なってきたこのADSL接続サービス(第1種サービスおよび第2種サービス)を、インターネットサービスプロバイダー(ISP)とNTT収容ビルで接続するメニューとして本格提供する。

ADSL接続サービスは、アクセスラインにADSLを利用するため、下り伝送速度が最大1.5Mbps、上りが最大512kbpsでISPと接続可能。端末インターフェースは10BASE-T。提供回線は加入者回線(メタリックケーブル)で、回線単位での契約となる。加入者回線は、すでに加入してる電話と共用することも可能。ただしISDNと加入者回線は共用できない。

月額料金は、NTTがADSL装置を設置する場合、加入電話と共用する形態で4000円(試験サービス時5100円)、ただし加入電話の月額基本料金が別途必要。加入電話と共用しない形態で5600円(試験サービス時6700円)。初期工事費は加入電話と共用する形態で1万9300円、共用しない形態で1万6800円。

ISPがDSL装置を設置する場合、加入電話と共用する形態でNTTがスプリッタを設置するケースが月額900円、ISPが設置するケースが500円、加入電話と共用しない形態で2300円。初期工事費は加入電話と共用する形態でNTTがスプリッタを設置するケースが1万3100円、ISPが設置するケースが2800円、共用しない形態で2000円。

提供地域はISPとの協議により決定される。提供開始日は認可後の12月26日。ただし、同サービスを利用するにはISPへの申し込みが必要となる。

なお、現在試験サービスを利用しているユーザーは、本格提供開始において特別な手続きは必要ないという。

フレッツ・ADSLも同時に提供開始

フレッツ・ADSLは、インターネットへのアクセスラインとして、加入者回線区間にADSLを利用し、NTT東日本およびNTT西日本の地域IP網を経由して、ユーザーが契約するISPに接続できるサービス。ADSL接続サービスと同様に、下りが最大1.5Mbps、上りが最大512kbpsでISPと接続可能。端末インターフェースは10BASE-T。また、ISPを選択するためにPPPoE(PPP over Ethernet:PPPをEthernetに設定するためのプロトコル)を利用する。

提供回線は加入者回線(メタリックケーブル)で、回線単位での契約となる。加入者回線は、すでに加入してる電話と共用することも可能。ただしISDNと加入者回線は共用できない。月額料金は、加入電話と共用する場合で4800円、共用しない場合で6400円。初期工事費用は加入電話と共用する場合で1万6500円、共用しない場合で1万4000円。

認可後の12月26日より受付を開始し、準備が整い次第提供を開始するという。開始当初の提供地域は、NTT東日本が東京23区の一部、NTT西日本が大阪市の一部。なお、NTT東日本は今年度中に23区全域および首都圏の一部にまで提供地域を拡大、2001年第1四半期には県庁所在地などユーザーの要望を踏まえ、提供地域を順次拡大するという。NTT西日本は、2001年2月までに提供地域を大阪市全域に拡大、第1四半期までには県庁所在地の一部エリア、2001年度中には市制都市へ地域を拡大するとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン