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台湾製の超ゴージャス?な水冷キットが1万7800円で販売

2000年12月09日 21時28分更新

文● 小板

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  水冷キットと言えばコムネットの「POSEIDON」や台湾の「Super超頻水郷」が有名だが、台湾のメーカーであるG.cool Technologyが、ゴージャス?な水冷キットを作り、パーツショップCUSTOMが販売を開始した。製品名は「至冷2000 黄金傳奇」。キット内容の違いによって数種類を用意しているようだが、今回同店が販売しているのはSocket7、Socket370、Slot1(Celeron)に対応していると思われる製品。ラジエータと水を循環させるポンプも同梱されており、おまけ風にグリスまで入ったセット商品となっている。



 驚くのは、まずその色。冷却ヘッドはもちろん、ネジ類からはじまって、グリスの蓋までゴールドなのだ。こられが青い布をかぶせたプラスチックケースに“大切そうに"収められている姿は、いかにもゴージャス。しかし、よくみるとほとんどがメッキと思われ、循環器の接合部の作りは粗削り。豪華そうだけれどもチープ、という何ともいえない雰囲気をかもし出した製品だ。



水循環ポンプ部分
PC電源を利用できるのは便利かも

 また、ラジエータと冷却キット主要部品は、それぞれ別々のパッケージに収納されている。ラジエータ部のセットには、ケース前面に装着するためのベゼルを同梱。「ラジエータのヒダは銅でできているようだ」(ショップ)とのこと。一方、主要部品はバックにもなるクリアケースに入っており、「そのままお持ち帰りください」状態。組み立て終わったらバックにも使用できるかも? という細かい配慮がイカしている。ラジエータとセットで販売価格は1万7800円。



 マニュアルは中国語で、(筆者には)全然わからないのだが 、写真入りで細かく解説されている。というよりほとんど写真なので、なんとかセッティングはできそう。それも4種類のマニュアルがあり、セッティングの応用例まで紹介されている。製作者の気合がかなり入っていることだけは確かだ。

 CUSTOMでは、試験販売として1台しか入れていないが、これからまだ入荷予定だ。近いうち、ショップの棚のひとつがゴージャスな黄金色の部品で埋め尽くされるかもね?

※この製品はセット仕様やパーツ利用方法など不明な部分があるため、購入の際はショップに確認が必要



【取材協力】

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