フェイスが水冷システム搭載のKoolance製ケース「PC2-C」(型番)の販売を10月末から11月上旬にかけて開始する。水冷キットとして知られているところではコムネットの「POSEIDON」や台湾の「Super超頻水郷」「至冷2000 黄金傳奇」などを挙げることができるが、ケースに組み込んだ状態で販売されるケースは珍しい。本体の見た目も、写真のようにインパクトがある。
ケースの拡張スペースは5インチ×3、3.5インチ×2、シャドウベイ×2となっており電源は搭載されていない。背面のロレットネジを外して中を見てみると、ポンプ、水冷ヘッド、ラジエータがホースで接続さた状態で組み込まれている。この3点を冷却水が循環する仕組みだ。ラジエータの上には8cm角と思われる3つのクーラーがあり、このクーラーはケース上部のパネルで3000rpm、1500rpmなど3パターンのモードを選択可能のようだ。ちなみに一番後ろのクーラーが排気、前の2つが吸気となっている。パネルには温度表示のためのLEDも装備されている。温度センサの詳細は不明だが、水冷ヘッドの下のそれらしきものが伸びていることから、ここで計測する可能性が高い。
コントロールスイッチ搭載のLED |
価格は4万9800円で、オプションとしてHDDクーリングキットとチップセットクーリングキットも用意される。同ショップでは週末にデモを開始するとしているので、興味のある人は一度覗いてみてはいかがだろうか。