シャープ(株)は、スーパーV&ブラックTFT液晶を採用した15インチ液晶モニタの上位モデル「LL-T1511A」と、普及タイプの15インチTFT液晶モニタ「LL-T1501A」の2モデルを発売した。
周囲の明るさを検知して輝度を自動調整する機能を備えた上位モデル「LL-T1511A」。従来から、シャープの液晶は開口率が高くて明るい印象だが、まぶしく感じる場合もあるという声も一部にあり、今回それに対応できる機能を初めて装備した。 |
いずれも、従来シャープが発売していた15インチTFT液晶モニタ「LL-1510A」「LL-1500A」の後継モデルで、液晶モニタのボリュームゾーンである15インチクラスに年末商戦向けとして発表されたもの。
上位モデルのLL-1511Aは広い視野角(左右140度、上下120度)を持ち、黒が引き締まって見える“スーパーV&ブラックTFT”を採用。周囲の明るさを感知してバックライトの輝度を自動調整する機能を搭載している。これにより、まぶしさを軽減し消費電力の低下にもつながるという。
普及モデルの「LL-T1501A」。上位機種との実売価格差は1万円程度と見られるが、出荷開始時期が1週間ほど早い。 |
両機種とも、USB×2のハブ機能、上方に30度、左右に各30度振れるチルト&スイベル付き台座を搭載、VESA規格に準拠した75mmピッチの取り付けマウントを装備しており、壁掛けやアームなどへ設置が可能、などの特徴が挙げられる。また、いずれも液晶パネルの輝度は200cd/m2、コントラストは300:1。入力端子はアナログRGB×1となっている。
価格はどちらもオープンプライスで、店頭での予想実売価格はLL-T1511Aが10万5000円、LL-T1501Aが9万5000円。出荷開始時期はLL-T1511Aが12月15日、LL-T1501Aが12月8日を予定している。
シャープ(株)
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