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PC-PJ140S

PC-PJ140S

2000年11月30日 18時50分更新

文● 佐久間

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 使い勝手といえば、USBの配置にはかなり気を使ったことがわかる。左右側面の手前と奥、対角線上の4カ所に1ポートずつ用意されているのだ。このうち右の2つは通常のコネクタでマウスなど各種周辺機器が利用できる。左の2つはミニコネクタで、シャープが用意しているUSB接続のオプション向けだ。とくに左奥のコネクタは付属の「デジタル携帯電話アダプタ」用で、固定する穴もあるのでカッチリはまる。
 携帯電話との連携は、プリインストールソフトの「ページデザイナー」「アニメdeフォト」「ちょbit 3D」「インターネット新着便」「ケータイ・エディ2 Premium」などを使うもので、iモード用Webサイトの作成、携帯電話の待ち受け画面の作成&編集、電話帳&着信メロディの編集、携帯電話から電子メールでキーワードを送り、Mebius PJで自動検索を行うなど機能は多岐にわたる。なお、先ごろプリインストールの「メール着信ユーティリティ」に関するセキュリティホールが取りざたされたが、本機も該当モデルのひとつだ。すでにシャープWebサイトより対策アップデートパッチが配布されているので、お使いの方はそちらもご一読いただきたい。

 PC-PJ140SとPC-PJ140Hの価格はいずれもオープンプライスで、すでに発売中のPJ140Sのほうは店頭での実売価格が20万円前後、発売開始直後のPC-PJ140Hは25万円前後となっている。

本体左側面にはミニコネクタのUSB×2とモデム、PCカードスロットが並ぶ。
右側面は通常タイプのUSB、フタの中にもう1つUSBとCD-ROMコネクタがある。
背面にはRGBコネクタがあり、外部モニタを使って同一内容の2画面表示やデュアルモニタ表示が可能になるが、ビデオメモリが4MBと限られるため、デュアルモニタ表示では最大1024×768ドット/256色の2画面まで。
本体底面には、シートバッテリ(オプション、2万1000円)を接続するコネクタが用意されている。これは標準バッテリとの併用で約3時間の動作が可能。
ポインティングデバイスはタッチパッド。デザインを優先させたためだと思うが、パッド手前の左右ボタンが小さくなっているのは、やや使い勝手を悪くしているように思う。
CPU Mobile Celeron-500MHz
メモリ 64MB
液晶 12.1インチ
解像度 1024×768ドット/フルカラー
HDD 12GB
CD-ROM 24倍速
通信 モデム/デジタル携帯電話
サイズ 268(W)×223(D)×24.4~28.3(H)mm
重量 約1.6kg
OS Windows Millennium Edition
Officeアプリ Microsoft Office 2000 Personal(SR-1)

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