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ヤマハ、音楽配信システム“MidRadio”の説明会を開催--SDMI準拠のダウンロード販売システムも準備

2000年01月12日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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ヤマハ(株)は、先月16日にオープンした音楽配信サイト“MidRadio(ミッドラジオ)”の説明会を開催した。これは、約7000曲に及ぶMIDIファイルのダウンロード販売と90秒間の無料試聴サービス、約4000点の楽譜・音楽出版物のほか、オンラインCDショップとリンクしたCD販売を行なうというもの。

“MidRadio”のトップ画面と、再生専用ソフト『MidRadio Player』(画面上)。カラオケMIDIデータでは、SPEEDの『Long Way Home』など比較的新しい曲も販売されている。新曲を更新するタイミングは1ヵ月毎程度
“MidRadio”のトップ画面と、再生専用ソフト『MidRadio Player』(画面上)。カラオケMIDIデータでは、SPEEDの『Long Way Home』など比較的新しい曲も販売されている。新曲を更新するタイミングは1ヵ月毎程度



“MidRadio”で販売する楽曲は、邦楽、洋楽、ジャズ&フュージョン、クラシックなどの12ジャンルと、企画メニュー。楽曲の価格は、1曲あたり200円~300円程度。決済手段は、ソニーコミュニケーションネットワーク(株)のオンライン決済システム“Smash”、(株)ウェブマネーの電子決済システム“Web Money”、および商品受取時の代金引換となる。なお、楽曲を再生するためには、無償で配布されている専用ソフト『MidRadio Player』が必要となる。

*なお、一部ナレーションを含む楽曲について、ナレーション部分の圧縮方式はSoundVQを採用している。SoundVQは、日本電信電話(株)(NTT)が開発した音声圧縮伸長技術TwinVQのライセンスを受け、同社がパソコン用アプリケーションとして開発したもの

SDMIに準拠するオーディオデータの販売システムを準備

“MidRadio”のオープンから約1ヵ月が経過したが、同サイトの現在のページビューは、1日当たり3万~5万件。音楽ファイルのダウンロードに関しては、邦楽カラオケデータに人気が集まっているという。

音源は、一部を除いて同社オリジナルのMIDIデータであるが、パッケージCDに準じる音源の販売予定については、「SDMIに準拠する形でそのシステムを準備中」としている。

『MidRadio Player』再生ファイルの書式をオープンに



DTMソフト『BOP CHOP Light Edition』を用いた、ピアノとギターの弾き語りのデモ

同社は“MidRadio”開設のコンセプトとして、「単なる音楽データの販売ではなく、参加し、クリエイトする楽しみを付加する」ということを挙げている。これを受け、“MidRadio”では、DTMソフトと連携する音楽データの販売も行なっている。現在、同サイト内では、カラオケソフト『KARAOKE Player』、楽曲の再生に合わせてコードを表示するギター弾き語りソフト『ジャカジャン』、同じくピアノのコード演奏を行なえる『BOP CHOP Light Edition』の無償配布が行なわれている。

さらに、MidRadioプレーヤーで再生する独自番組を作りたいユーザーに向け、番組の構成・配信で使用するMRML(Mid Radio Markup Language)言語の書式を公開し、配布を認めている。将来的には、こうしたアマチュアのファイルを集めたアーカイブコーナーの開設も視野に入れているという。

*同社が独自開発したXML準拠の言語

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