ヤマハ(株)は7日、ピアノやキーボード用の演奏ソフトであるヤマハ『BOP
CHOP(バップチョップ) Light Edition』を、同社ホームページにおいて、11日から無償でダウンロード提供すると発表した。対応曲データは、1曲300円で、同日よりオンライン販売する。同ソフトの対応OSはWindows
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同ソフトでは、バンドやオーケストラ形式のカラオケ伴奏(MIDI対応音源やソフトシンセサイザーなどが必要)に合わせて、パソコンに接続したMIDIキーボードでコード演奏を行なうことができる。画面には、歌詞、コードネーム、押さえる鍵盤の位置が表示される。上級者向けに複雑なコードの押さえ方や演奏方法の選択が可能。採点機能のほか、テンポやキーの切り換え機能などを搭載する。
同ソフトは、同社が運営する、新しい音楽の楽しみ方を提案する初心者向け会員制サイト“Cyber
Music City”で使用する弾き語り独習ソフト『BOP CHOP』の機能限定版ソフト。操作方法や楽曲データには互換性がある。Cyber
Music Cityに会員登録すれば、完全版のBOP CHOPを入手できる。同サイトの参加料(1年間有効)は3500円で、11日から限定1万人の会員を同社ホームページで募集する。
楽曲データは、同社のオンラインショップ“らふれーず”などで販売される。ファイル形式はXFフォーマット。これは、SMFファイルを拡張し、歌詞やコードネームを表示可能にした同社独自のMIDIファイルフォーマット。同社のギター・ウクレレ用カラオケソフト『ジャカジャン』用楽曲データもBOP
CHOP Light Editionで利用できる。