開発環境はTurboLinux以外でもかまわない。また、応募作品がオープンソースソフトかどうかも問われない。ただし、オープンソースであるLinuxの精神に基づき、オープンソースソフトウェアについての審査項目を2項目多く設けて、プロプライエタリなソフトウェアより20点高くなるよう優遇しているという。
作品の審査は、主に「Linuxの有効利用」「実用性」「作品の完成度」「斬新さ」の4つの観点から行なわれる
得点の合計は、オープンソースソフトウェアが150点満点、プロプライエタリなソフトウェアが130点満点。さらにこれに、特別審査会の会議で10点が足される。
最優秀賞(個人部門・団体部門から各1作品)の賞品は、2001年1月から2月にかけてNew Yorkで開催される「LinuxWorld Conference & Expo」のペア招待状と、開発バックアップや普及プロモーションを目的とする下記の副賞だ。
- TurboLinux製品へのバンドルサポート
- ターボリナックス ジャパンのFTPディレクトリ提供
- ターボリナックス ジャパンによるメーリングリスト開設
- 製作者の独自企画をターボリナックス ジャパンがサポート(別途相談)
- ターボリナックス ジャパンが作成する雑誌等の広告での紹介
- 雑誌等での紹介特集記事をターボリナックスがセットアップ
作品応募締切りは10月31日、審査発表は12月25日。書類による1次選考と、インストールして評価する2次選考によって審査される。審査員は次のとおりだ。
- INMEL 江後田 基広氏
- 国立情報学研究所(NII) Dr. Frederic Andres助教授
- Linux Japan編集長 風穴 江氏
- Project BLUE 宮原 徹氏
- 中村 正三郎氏
- ターボリナックス ジャパン(株) 社長 小島 國照氏
- TurboLinux,Inc., VP, コミュニティーリレーションズ、John H. Terpstra氏
- TurboLinuxの開発者数名ほか
また、次の雑誌編集部が作品レビューなどに協力するという。
- C MAGAZINE編集部
- Software Design編集部
- 日経Linux編集部
- UNIX USER編集部
- Linux Japan編集部
- Linux Magazine編集部
応募者はまずターボリナックス ジャパンのWebページよりエントリして、次に作品を郵送する。詳細については「PENGUINS@Work!」のWebページを参照してほしい。