ターボリナックス ジャパン(株)は、「TurboLinux Server 日本語版6.1」を6月16日から発売する。
「TurboLinux Server 日本語版6.1」 |
同製品では主に、セキュリティの強化やデータベース使用時のパフォーマンス向上などが行なわれている。特にセキュリティ面の強化のために米RSA Securityと提携、SSL(Secure Sockets Layer)の開発ライブラリ「RSA BSAFE SSL-C」を同製品に収録されることにした。サポートは、インストールからサーバー設定までの範囲で、電話/Web/メールによる90日間3インシデントまでとなっている。価格は3万9800円で、アカデミック版は2万4800円。
「TurboLinux Server 日本語版6.1」の主な特徴は以下のとおり。
- カーネル2.2.15、glibc 2.1.3、XFree86 3.3.6を採用
- 最大4GBメモリをサポート
- RAW I/O、Async I/O、I2O(Intelligent I/O)をサポート
- 緊急性の高いセキュリティホールが発見された際に、その対策をメールで通知する「セキュリティホール通知サービス」を提供
- 最新のアップデートモジュールを収録した「メンテナンスCD」を年4回送付
- インストーラの新機能「AutoCruise」により、インストール用のシステム設定ファイルを作成可能(このシステム設定ファイルを使用することで、同一構成のサーバを簡単に複数構築することが可能になる)
「TurboLinux Server 日本語版6.1」のデスクトップ |
バンドルされる商用アプリケーション
- BRU: バックアップソフトウェア
- HDE Linux Controller 1.0: Web経由でのサーバ管理が可能なシステム管理ツール
- Norton Ghost: バックアップ用ディスクイメージ作成ツール
- RYOBI日本語TrueTypeフォント
- RSA BSAFE SSL-C: SSL(Secure Sockets Layer)の開発ライブラリ