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ターボリナックス ジャパンの新パートナープログラム「TurboLinks」の全貌

2000年02月01日 18時38分更新

文● 吉川

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 1月28日に、東京都目黒雅叙園で行われた、「ターボリナックス戦略発表ミーティング」において、同社の新しいパートナープログラム「TurboLinks」の詳細が発表された。

TurboLinksのロゴマーク

 TurboLinks設立の背景として、Linuxによって業績を拡大したいという企業のニーズに応えるとともに、ターボリナックス ジャパン自体も、Linuxの市場拡大をを狙っていくことを目的としている。Linux市場拡大のためには、

  • 新規参入を含め、パートナー数を増やす
  • 強力なパートナーを増やす。そのために、ターボリナックス ジャパンが支援をする
  • ソリューションを増やす
  • 以上に挙げた点のベースとなる技術レベルの向上
  • 技術レベルを向上するため、教育ビジネスを立ち上げ、市場を維持する

といった5つの点が必要となり、この5点を中心としてパートナープログラム「TurboLinks」を展開していくという。

TurboLinksの概要を説明する、ターボリナックス ジャパンの吉政忠志氏

パートナーの“自由戦略”を実現

 TurboLinksのキーコンセプトとして同社が掲げるのが、「パートナー企業のLinux自由戦略を実現するためのバックエンドサポートを行なう」というものだ。ここでいう“自由戦略”とは、ひとことでいうと、ターボリナックス ジャパンからの押し売りではなく、パートナー各社の意向のみによるLinux戦略ということだ。つまり、TurboLinksに参加したからといって、ターボリナックス ジャパン側が特定の売り上げ数や設備投資を強要することはない。あくまでも、パートナーの支援をメインとしたプログラムであるということだ。

 こうしたキーコンセプトを実現するため、会場では3つの公約が発表された。

  1. サポート・技術情報、各種サービス、製品、提携を、それぞれのパートナー各社に合った形で提供する
  2. たとえば、「教育プログラムのパートナーであるならば、年に最低10コースはLinuxコースをつくってほしい」といったような、パートナー企業の戦略を阻害するような制限を設けない
  3. TurboLinksに対して、継続的に投資を行なっていく

これらの公約は、後述するTurboLinksのメニューに反映されている。

 そして、TurboLinksのメリットだが、会場では以下のような説明があった。

  1. 自由にビジネスメニューを設計・実現でき、なおかつターボリナックス ジャパンからのバックエンドサポートを受けることが可能
  2. ダイレクトサポートを受けることが可能
  3. ターボリナックス ジャパンが蓄積してきた技術情報の直接入手
  4. ベータ情報/新製品情報をいち早く入手
  5. オプション・プログラムを選択すれば、さらに特典を受けることが可能

新しく設定されたサポートレベル

 TurboLinksに密接に関わってくるのが、今回発表された新しいサポートレベルである。今後ターボリナックスでは、サポートのレベルを3段階に分けるという。その内訳けだが、

  • Level1……既知の技術的問い合わせへの対応。対象者はTurboLinks基本プログラム参加者
  • Level2……Level1+新規技術的問い合わせへの対応。対象者はTurbo-CE、Turbo-CI資格保有者
  • Level3……Level2+ソースレベルを含む技術的問い合わせへの対応。対象はオーソライズド・サポートセンター(後述)

となっている。

 次ページからはTurboLinksの具体的なメニューについてお伝えする。

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