ターボリナックス ジャパン(株)は16日、TurboLinuxベースのシステム構築/運用およびサポートに関する技術者認定制度“TurboLinuxエデュケーションプログラム”を2000年2月に開始すると発表した。同社は、同制度の実施にあたり、(株)兼松コンピューターシステム、(株)ソリトンシステムズ、(株)でんさテクノ東京、NEC(株)、NECソフトウェア(株)、(株)PFUなど“エデュケーションパートナー企業”の協力を得て、サポート体制を強化していくとしている。
TurboLinuxエデュケーションプログラムでは、TurboLinuxベースのシステム構築/運用およびサポートに関する技術者認定資格“Turbo-CE(TurboLinux Certified Engineer)”試験を実施する。受験料は未定だが、2万~3万円だという。また、Turbo-CE資格試験の内容に沿った講習も用意されている(必修ではない)。これは、いくつかのコースに分かれており、不得意分野だけを受講することもできる。現段階では、受講料やコースの数などは未定。Turbo-CEに認められたエンジニアには、同社がサポート情報の提供を行なう。さらに、エンジニアからは現場の情報を吸い上げ、同社のサポート体制を強化していくとしている。
Turbo-CEの特典は、以下のとおり。
- 年間3件までの無償サポート
- サポートに関するデータベースの閲覧
- ターボリナックス ジャパン主催のセミナーへの優待
- 認定者専用のWebページへのアクセス
- ターボリナックス ジャパン製品のベータ版の試用
- Turbo-CE認定証の付与
- Turbo-CEロゴ使用権の付与