ターボリナックス ジャパン(株)は13日、初心者向けのLinux学習用パッケージ製品「TurboLinux ラーニングキット」を2月9日に発売すると発表した。これは、同社がFTPサイトや雑誌で公開・配布予定のLinuxディストリビューション「Turbo Linux 日本語版 4.5」(無償版)に、PFUアクティブラボ(株)と東電コンピュータサービス(株)が共同開発した、Windows上で動作するLinux学習ソフト「Let's Try Linux編」と、米V Communicationsのユーティリティソフト「System Commander Lite for TurboLinux」を加えたもの。System Commanderにより、同一マシン上でWindows/Linuxを切り替えて使用できる。価格は4980円。
「Let's Try Linux編」は、Windows 95/98/NT 4.0に対応しており、Windows上でLinuxの基礎知識やコマンドなどを学習できるソフト。Linuxのインストールを疑似体験することも可能だ。なお、同ソフトを使用するには、Sound Blasterおよび同互換のサウンドカードが必要となる。
「Let's Try Linux編」 |
「Turbo Linux 日本語版 4.5」の主な仕様は以下のとおり。
- カーネル 2.2.13
- glibc 2.0.7
- XFree86 3.3.5/3.3.6
なお、商用ソフトは入っていない。