CORBAのページ「ホームページの向こう側－CORBA」でも説明したが、ロータス ドミノ R5では、Javaを有効に活用できる。クライアントに「Javaアプレット」を使えるのはもちろん、サーバサイドでも、ドミノのエージェントとしてJavaのアプレットや「サーブレット」を活用することが可能となっている。Javaを使う利点はCORBAのページでも触れたとおりだが、ロータス ドミノ R5では、Javaで培われてきた豊富なサービスやAPIを、ロータス ドミノ R5のアプリケーションとして使用可能なのである。
そして、実行環境と同時に、開発環境の充実もロータス ドミノ R5の特徴である。
ロータス ドミノ R5では、開発環境においても「ロータス ドミノデザイナー R5」(ロータス ドミノ R5の標準的な総合開発環境)でJavaを扱うことができるほか、Visual CafeやVisual Age for Javaといった、ほかのベンダー製ツールで作成したJavaアプレットやサーブレットもドミノのエージェントとして再利用できる。 つまり、今後分散アプリケーション開発手法の主流になっていくであろうJavaのスキルはそのままドミノのスキルとして活用可能になるわけだ。
