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痛車&コンパニオン 2009春コレクション 第6回

「Phantom~Requiem for the Phantom~」がモチーフ

名古屋オートトレンドでお披露目するコルベットの痛車を極秘裏に製造中?

2009年03月06日 23時00分更新

文● 伊藤真広

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コルベットが痛車になるまで

 作業工程は、大阪の有馬氏が取材した「feng」の痛車関連記事)とほぼ同じで、車体のボディの表面清掃、シートの仮止め、稼動部などをカッティング、貼り付け作業、細部修正の5段階。

 ちなみに、カッティングシートも同様だが、これらのデコレーションシートを貼り付ける際は、ワックスやポリマーなどの表面加工を取り除いておかないと、圧着力が弱くなってしまうので注意!

 シェルシートは一般的なカッティングシートに比べて、硬く、縮みやすいため、ドライヤーを使ってやわらかくしながら貼り付け作業を行なう必要がある。「作業をする場合は日中に行なってください」と中央デザインさんは説明してくれた。

Z06の車体はとっても長いため、側面に貼り付けるシートの仮止めを、2人がかりで行なっていた。ちなみに、4ドアのセダンタイプの場合も慣れない人は友達などに協力してもらって、2人体制で貼り付け作業を行なったほうがいいだろう

貼り付け作業は、慎重かつ丁寧に。シートから20cmほどの距離からドライヤーを当て、皺ができないように伸ばして貼り付けを行なう

シェルシートは貼り直しができる素材なので、ドアなどの部分をカットする際には、大まかにカットしたうえで、細かい修正を行なったほうが綺麗に仕上げられる

左側の、まだ公開されていないあのキャラクターが描かれた側面部分が完成! これって「オートトレンド」でお披露目ってことですか!? 側面をPCの画面上でデザインすると、平面のために絵の中心を下のほうにしがちだが、ドアは予想以上に低いため、最も目立たせたい部分(キャラクターの場合は「顔」)は少し高い位置に置いたほうがいいようだ

(次のページへ続く)

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