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コミケ開催中は水上バスが萌え仕様に!

2009年12月28日 18時03分更新

文● 伊藤真広

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ついに船が痛くなった!?

 コミケ開催期間の12月29日~31日の3日間、東京ビッグサイト(有明客船ターミナル)と日の出桟橋間を往復する水上バス「海舟」が萌えるギャラリー船になるという。

 今回のギャラリー船を仕掛けたのは、ASCII.jpの痛車記事でもおなじみの“中央デザイン”と痛車イベント団体“あうとさろーね”。当初は、痛水上バス化を狙っていたのだが、一般的な乗用車の数十倍以上の面積になる船を施工することは難しいため、テストケースとして、内部に萌えイラストを展示するギャラリー船にすることになったという。

 そして、飾られているイラストの数々はというと、「カオスヘッド」や「シュタインズゲート」などで知られる“5pb.”と「スマガ」や先日「装甲悪鬼村正」を発売したばかりの美少女ゲームメーカー“ニトロプラス”の2社のコンテンツにまつわるものとなっている。

 さて、そんな萌え水上バスだが、都内某所の水上バスの停泊所にて、艇内への飾り付けを行なうという連絡をもらったので早速足を運んでみたぞ。

都内某所にある水上バスの停泊所。横一列にならぶ水上バスの姿だけでも、男心にぐっと来るものが……

桟橋を奥へと進んでいくと、真っ暗な中に一隻だけ、明かりの灯っている船がある

こちらが、今回ギャラリー水上バスとなる海舟だ(あうとさろーね提供)

船内に足を踏み入れると、今回、展示される予定のイラストが額に入れられ、用意されていた

イラストのバランスを踏まえたうえで、飾る場所を決めていき、用意したフックへ掛けるとともに、落下しないように強力なテープで補強

操舵室のすぐ後ろには、5pb.の“メモオフ”シリーズのイラストが展示されることになった

同船のアナウンスはなんとジョイまっくす氏!

 海舟の前部への飾り付けが完了したところで、施工を行なっていた“あうとさろーね”のスタッフに、艇内の飾りつけ以外にも実施することはないのかを確認をしてみると、乗船の案内を、ニトロプラスの名物スタッフにして自称“最狂広報”のジョイまっくす氏が行なうという。

 しかも、日の出桟橋から東京ビッグサイトに向かう便では“これから戦場に勇者を送り出す”仕様のアナウンスに、そして東京ビッグサイトから日の出桟橋に向かう便は“勇者の帰還を祝する”仕様になっているとのことだ。

 なお、船内への施工は、19時前後に始まり、2時間程度で終わる予定だったのだが、前半部分が終わった段階で21時近くになるなど、作業は難航。すべての作業が終わったのは、22時過ぎとなっていた。

 明日から始まるコミックマーケット77。ASCII.jpでは、おなじみの藤山氏と私の2人で3日間に渡り、コスプレ、痛車などを取材する予定だ。参加するみんなとは聖地ビッグサイトで会えるのを楽しみにしているぞ!

後部の船室にも展示するイラストパネルが用意されていた

悪天候で揺れた際にも、額が動かないように補強用のテープを張る地味な作業が黙々と続く

展示場所は窓ガラスだけじゃない。階段の降り口などいたるところに全部で20枚のイラストが展示されているぞ!

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