イタリアメーカー
なぜ、いきなりイタリアなんだ! と思う人がいると思いますが、星の数ほどあるロードバイクメーカーの、ほとんどの星がイタリアに集まっているわけで、本来なら国産メーカーよりも先にやらないといけなかったも知れません。それほどイタリアメーカー無しではロードバイクは語れないのです!
コルナゴ
世界一の自転車メーカーは? と聞かれたイタリア人が、真っ先に名前を挙げるのがこの「コルナゴ」というぐらい有名で、数千人規模のプロ選手を抱えるほど巨大なメーカーです。やはりコルナゴとしては切っても切れないのが「エディ・メルクス」選手であり、その活躍によりエディ・メルクス選手の名前と共に、地位を不動のものとしたと言えるでしょう。
日本でも人気があり、特に比較的高価なこともあって、中高年の方が乗るのが多いようです。
ジオス
英会話教室じゃありません。れっきとしたイタリアの自転車メーカーであり、創設は1948年となにげに古いメーカーです。
ジオス自体は基本的には自社で自転車チームを持つというよりも、プロチームにフレームを供給するメーカーであり、実際はそういう自転車メーカーの方が多いかも知れません。やはり、コルナゴと同じように日本での知名度は高く、結構乗ってる人も見ます。
ウーゴ・デ・ローザ・エ・フィーリ
コルナゴでも名前が出てきたエディ・メルクス選手と馴染みが深い自転車メーカーです。
近年は「ロゴマークにハートが入っててかわい~」とかいって、女性が乗ることが多いっていう話ですが、エディ・メルクスを知る中高年の方には、「こいつに乗るのが夢!」といわせるぐらい人気があるメーカーです。
ちなみに、一番安いモデルでも30万円はくだらないという値段の高さもあってか、大概の自転車乗りから高級車扱いをされています。
ちなみに私もお金があったら、デ・ローザが乗りたいです……欲しいです
ビアンキ
現存する自転車メーカーの中では一番古いメーカーとされており、創業は1885年とすでに1世紀は疎か120年ほど経っている自転車メーカーの老舗中の老舗です。また、自転車に興味が無くとも「アウトビアンキ」という自動車メーカーは知っているかと思いますが、あれはここから自動車部門が独立したものです。
さて、ビアンキの代名詞といえば、「チェレステ」と呼ばれる緑色に近い青色の車体カラーで、街中でもこの色を見るとビアンキとわかることでしょう。また、ビアンキ自体はロードバイクだけでなく、折りたたみ自転車、クロスバイク、マウンテンバイクなど色々な自転車を生産しており、総合自転車メーカーと言えます。
カンパニョーロ
イタリア屈指の自転車部品メーカーがカンパニョーロです。
一言で言えば、フレームよりも高いコンポーネントを作るメーカーであり、レコードと呼ばれるコンポーネントはSHIMANOのデュラエースに比べて倍以上の価格がします。
また、SHIMANOと違い、積極的にカーボン素材を使用をしたりと差別化を行なっています。
やっぱりあこがれの一品ですけど、部品供給とかが結構心配なので、買うのをためらいますね……、個人的には。
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