「このままの勢いで3月へ持っていくのが
ハードメーカーとしての使命」
任天堂 代表取締役社長の岩田聡氏
デモプレイ後に任天堂 代表取締役社長の岩田聡氏が登場し、ハードメーカーとして必要なことについて述べた。岩田氏はニンテンドーDSの現状として「今年前半はやや勢いが落ちていたが、夏商戦以降は勢いを取り戻してきている。11月1日には新型のニンテンドーDSiも発売し、2007年を上回る勢いで推移している」と説明した。
その上で「我々（任天堂）ができるのは、3月のドラクエIXの発売に向けて、この勢いをしっかりと維持しておくこと。皆さんがDSを遊んでいる状態で発売を迎えるのがハードメーカーとしての使命である」と語った。
さらに最近著しく伸びている欧米のゲーム市場に向けて、「ドラクエとともに欧米に負けない、活気のあるゲーム市場を日本で作り上げること。ドラクエをもっと海外でより普及させるために、しっかりとスクウェア・エニックスとタッグを組んでいきたい。日本のゲーム文化を代表するソフトであるドラクエの魅力を知る人が世界中で1人でも増えること、それが日本のゲーム市場を活気づけることに繋がる」と述べた。
「ポケモンよりも面白い……
かもしれない」
スクウェア・エニックス 代表取締役社長の和田洋一氏
最後にスクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏が登場。これまで数回の発売延期があったことをふまえて、「会社の代表としてもこの日を待ち望んでいた」として、発売日の決定を素直に喜んだ。
そして、昨今のゲームタイトルに対して、「面白いゲームはいっぱい出ているが、ひょっとしたら難しいんじゃないか、たくさん時間がかかるんじゃないか、面白くなかったらどうしよう、と腰が引けちゃう感じになっています。ドラゴンクエストに関しては心の底から安心して楽しめるゲームになっており、本作でもそれは変わっていません」と語った。
また、本作について「ニンテンドーDSで遊ぶ子どもたちは、もしかしたらポケモンしか知らないかもしれない。（ドラゴンクエストIXは）ポケモンより面白い……かもしれない」と絶大な信頼を寄せていることがうかがえた。
友達と協力して戦っていけば、強力なモンスターだって怖くない！
初の携帯機でのナンバリングタイトルであり、初の通信協力プレイを搭載と、初モノづくしである「ドラゴンクエストIX」。発売日は3月28日！ 友達と、家族と、会社の同僚と遊べる日はもうすぐです！
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