富士フイルム製デジカメの中でもスリム&コンパクトを強調した「Zシリーズ」。最新モデルの「FinePix Z250fd」が11月25日に発売される。
同社によると、最近のデジカメ新規購入者の半数が女性。中でも、デジカメをデザインや色など、アクセサリー感覚で選ぶユーザーが増えているとか。今回のZ250fdは、そんな女性ユーザーを意識したカラーデザインを採用している。基本スペックは前モデルZ200fdと同等で、有効画素数1000万画素・光学式5倍ズームレンズを搭載。主な特徴は以下の通り。
- 模様が浮かび上がるボディーカラー
- 女性向けのモデルでは、バール感のあるピンク・ホワイトのベースカラーの上に、特殊コーティングによる花のような模様が浮かび上がって見える。男性向けにはレッドとパープルのモデルも用意。本体カラーとコーディネートできるよう、7種類のソフトケースと、3種類のストラップも用意されている。
- 「Wナビ」でオートできれいに
- 従来からの顔検出機能「顔キレイナビ」に加えて、撮影モードを「人物」「風景」「夜景」「マクロ」から自動選択する「シーンぴったりナビ」を搭載。オート撮影の性能が向上しているという。
- 「ブログモード」の進化
- 撮影した画像をブログ用に加工する「ブログモード」。画像加工の種類に「顔モザイク」や「ミニチュア調」などが追加され計12種類となった。
FinePix Z250fdの主なスペック | |
---|---|
製品名 | FinePix Z250fd |
撮像素子 | 1/2.3型有効1000万画素CCD |
レンズ | 光学5倍ズーム、f=5.9~29.5mm(35mmフィルムカメラ換算時:33~165mm)、F3.8~4.8 |
静止画撮影 | 最大3648×2736ドット |
ISO感度 | オート、ISO 64/100/200/400/800/1600 |
動画撮影 | 最大640×480ドット/毎秒30コマ |
液晶ディスプレー | 2.7形TFT、約23万ドット |
記録メディア | 内蔵約52MBフラッシュメモリー、SD/SDHCメモリーカード、xD-ピクチャーカード |
インターフェース | USB 2.0(Hi-Speed対応)、AV出力など |
電源 | 専用リチウムイオン充電池(NP-45) |
撮影可能枚数 | 約170枚(CIPA測定基準) |
本体サイズ | 幅92×奥行き20×高さ55.7mm |
重さ | 約134g(本体のみ)/約150g(バッテリー、メモリーカード込み) |
薄さ19mmのエントリーモデルも
Z250fdと併せて、エントリーモデルの「FinePix J15fd」も発表された。J15fdは最薄部19mmのコンパクトボディーが特徴で、有効画素数815万画素・光学式3倍ズームレンズを搭載する。基本スペックは従来機「J10」と同等で、変更点は、顔検出機能の「顔キレイナビ」など。
「FinePix J15fd」の主なスペック | ||
---|---|---|
製品名 | FinePix J15fd | |
撮像素子 | 1/2.5型有効815万画素CCD | |
レンズ | 光学3倍ズーム、f=6.2~18.6mm(35mmフィルムカメラ換算時:38~113mm)、F2.8~5.2 | |
静止画撮影 | 最大3264×2448ドット | |
ISO感度 | オート、ISO 64/100/200/400/800/1600 | |
動画撮影 | 640×480ドット/毎秒30コマ | |
液晶ディスプレー | 2.5型TFT、約15万画素 | |
記録メディア | 内蔵約8MBフラッシュメモリー、SD/SDHCメモリーカード、xDピクチャーカード | |
インターフェース | USB 2.0(Hi-Speed)、AV出力 | |
電源 | 専用リチウムイオン充電池(NP-45) | |
撮影可能枚数 | 約150枚 | |
本体サイズ | 幅91×奥行き22.0(最薄部19)×高さ55mm | |
重さ | 約110g(本体のみ)/約127g(装備重量) |