約20mmの薄型ボディーに、飛び出さない「屈曲式光学5倍ズームレンズ」を搭載した、富士フイルムのスリムコンパクト機「FinePix Z200fd」が登場した。
最近のコンパクトデジカメは、スペックより操作体験に方向感が移ってきている。画質などの性能ももちろん改善されているが、「所有感を感じさせるデザイン」や「楽しめる機能」といった企画の部分がより重視されているのだ。
Finepix Zでもそのあたりは同様だ。失敗写真を防ぐ機能として登場した顔認識がエンターテイメント性を高め、コミュニケーションを生む機能として応用されている点が面白い。