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東京ゲームショウ2008レポート 第21回

ゲームと音楽をもっと良い関係に 「GMT2008」開催!

ゲーム大好きアーティストが幕張メッセに集結!

2008年10月16日 20時00分更新

文● 伊藤 真広

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“スチャダラパー”

 日本を代表するラップアーティストユニット“スチャダラパー”が登場。SHINCOがステージに登場し、音声合成ソフトを使った「しょこたんまでもう少しだから……」とマシンボイスが流れ、客席からは苦笑いとも取れる笑い声が上がっていた。

ちょっと苦味の利いたトークと、ゲームへの愛情を忘れないスチャダラのライブパフォーマンス。普段はラップとは無縁と思われる観客たちを巻き込んで大いに盛り上がっていた

 続いて、スチャダラのBOSE、ANIの2人に加えて、脱線3のリーダー“ロボ宙”も姿を見せてステージがスタート。「EXTRA エクストラ」「BD発言」「ライツカメラアクション」「FUN-KEY4-1」「DISCO SYSTEM」などを披露しつつ、ラップになれない観客などをいじりながらプレイヤーとしての経験の差を、ほかのアーティストに見せ付ける見事なステージを作り上げていた。

スチャダラパー

楽屋にしょこたんが挨拶に来たときなんかみんなでモンハンやっていて……、と楽屋裏の様子まで披露してしまったBOSE

スチャダラパー

いつもの客層とは違った雰囲気の中でもマイペースな姿勢を崩すことなく、オーディエンスを盛り上げていたANI

 そして、次の曲に進もうとしたときにANIがSHINCOのDJブースに近づいて取り上げたものは、なんとニンテンドーDS。BOSEの手にしたDSには、シンセサイザーの名機として今なお語り継がれるKORGの「MS-10」をエミュレートした「DS-10」がセットされていた。このDS-10を使ってANIは「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」のCMにも使われた「ゲームボーイズ」を作成して、ライブで使うといったファンにはたまらないサービスを披露。最後に「GOOD OLD FUTURE」を歌い、しょこたんへとバトンタッチしてステージを後にした。

スチャダラパー

ANIの実弟でDJのSHINCO。曲中だけではなくトークのポイントポイントでも音を挟んでくるなど、DJブース前から動けないにもかかわらず存在感を感じさせていた

スチャダラパー

スチャダラのメンバーではないが、メンバーと変わらないくらい活躍していたロボ宙。設定では彼はロボットなのだそうだ

スチャダラパー

BD発言でメッセージボードを掲げていたロボ宙

スチャダラパー

DSを片手に「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」のCMソングの思い出を語るBOSE

(次ページへ続く)

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