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A4インクジェット複合機

レビュー:MFC-930CDN

2008年10月01日 18時00分更新

文● 柴田文彦

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電話・ファクス・コピーをはじめ、家庭の印刷・通信機器を1台に凝縮


MFC-930CDN 【SPEC】
開発元●ブラザー工業(株) 販売元●ブラザー販売(株) 価格●オープンプライス(4万円前後)
http://www.brother.co.jp/

印刷解像度●6000×1200dpi インターフェース●USB 2.0、100Base-TX、IEEE802.11b/g 対応システム●OS X 10.2.4以上(Leopard対応) サイズ●幅460×奥行き375×高さ180mm 重さ●約8.5kg

【COMMENT】
電話機として使うには専有面積が大きいが、ファクス付き留守番電話を買い替える際に購入するのであれば、お勧めしたい。

 ブラザー工業(株)の「MFC-930CDN」は、インクジェット複合機「MyMio」シリーズのフラッグシップモデル。ADF(自動給紙機能)付きのスキャナーや有線受話器、デジタル方式の無線無線子機1台、ファクス機能など、同シリーズとしての特徴をフル装備する。

MFC-930CDN

ファクス電話/コピー/プリンター/ADF付きスキャナーなど、多くの機能をコンパクトにまとめている。タッチパネル式液晶モニターも備え、操作性も高い

 コントロールパネル中央には、横長4.2インチのタッチパネル式カラー液晶モニターを備えており、本体のみでさまざまな操作を実行できる。幅広いメモリーカードに対応するカードリーダーを搭載し、メモリーカードからの直接印刷も可能。受信したファクスを印刷せずにモニターで確認する機能も備えるほか、電話番号入力用のテンキーや無線子機もあり、外観からはファクス電話の高機能機という印象を受ける。

MFC-930CDN

本体だけで通話できる受話器を備えるほか、デジタル式の子機1台が付属する。子機はオプションで、4台まで増設可能だ

 肝心のプリントエンジンは、4色インク構成ながら最大6000×1200dpiという高解像度を実現し、一般家庭での用途ならば写真印刷用としても十分な画質だ。

MFC-930CDN

4色インクながら、高解像度と最小が1.5plという小粒径のため階調性はいい。肉眼で粒状感が気になるようなことはまずない。写真は原稿を400%でスキャンしたもの

 ドライバーによる色補正はやや強い色みとなるが、カラーバランスはいい。A4サイズの写真をプレビューから、専用紙に「写真」モードで出力すると3分40秒かかった。

 黒は顔料インクを採用しているものの、顔料系としては薄め。普通紙ではにじみ気味になるが、文字形状は正確で視認性も高い。

MFC-930CDN

顔料系黒インクの採用で、コピー用紙などでの黒文字品質もいい。色はやや薄めだが、文字の輪郭はシャープでコントラストも高い。こちらの写真も原稿を400%でスキャンしたもの

 カラー画像を含む30ページのPDF文書をプレビューから印刷するのにかかった時間は、標準モードで9分26秒だった。印刷時間は、カラー、モノクロのいずれも旧モデルより速くなっている。

 カラーインクジェットとしての印刷機能やスキャナー機能の性能も高く、複合機としてかなり充実している製品だ。


(次ページに続く)

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