気軽に持ち運べる高性能ノート
パナソニックから新たに登場した「Let'snote F8」(以下、F)は、Let'snoteシリーズの中で、最も高性能なマシンだ。
従来、Let'snoteシリーズは、CPUとして超低電圧版/低電圧版のCore 2 Duoを搭載していたが、Fではより性能の高い標準電圧版の「Core 2 Duo SP9300」(2.26GHz、6MBキャッシュ)を採用した。これにより処理性能が向上している(ベンチマークについてはこちらの記事を参照)。
また、最新のノートパソコン向けプラットフォームである「Centrino 2」に対応。従来機よりグラフィック性能が高いチップセット「GS45 Express」と、Let'snoteシリーズで初のIEEE 802.11n(ドラフト2.0)で通信できる無線LANモジュールを内蔵した。
おまけに14.1型、1440×900ドットのワイド画面ディスプレーを備えているので、サイドバーガジェットを使うWindows Vistaとの相性もバッチリだ。ちなみにワイドディスプレーは、Let'snote史上、Fが唯一採用している製品である。
もちろん性能を上げても、従来のLet'snoteシリーズで実現していた、軽量(約1.63kg)、高耐久性(キーボード防滴、76cm落下試験&100kgf加圧振動試験クリアー)、長時間バッテリー駆動(約9時間)という3つの特徴は失われていない。