アップル、「QuickTime 7.5.5」「Bonjour 1.0.5」「Front Row 2.1.6」「HP Printer Driver 1.1.1」などのアップデーターを公開
iTunes 8との互換性やセキュリティーを改善
2008年09月13日 17時05分更新
アップルは9日と11日、QuickTimeやBonjour、Front Row、米ヒューレット・パッカード社製プリンターなどに関連した各種アップデーターを公開した。同社のウェブサイトまたは「ソフトウェア・アップデート」経由で入手可能だ。
9日に公開された「Bonjour for Windows 1.0.5」は、アップルが提供するゼロコンフィギュレーション・ネットワーク「Bonjour」をWindowsでも実現するもの。バージョン1.0.5では、セキュリティーとユーザービリティーの問題が改善されている。対応システムは、Windows 2000/2003/XP/Vista。
同じく9日公開の「QuickTime 7.5.5」でもセキュリティーの問題をはじめ、信頼性やアプリケーション間の互換性が改善されている。対象システムごとにアップデーターが分かれており、「QuickTime 7.5.5 for Leopard」はMac OS X 10.5ユーザー向け、「同 for Tiger」はMac OS X 10.4ユーザー向け、「同 for Windows」はWindows XP SP2/Vistaユーザー向けだ。
なおQuickTimeに関連して8月28日に、Apple ProRes形式のムービーをQuickTimeで再生するための「Apple ProRes QuickTime Decoder 1.0 for Mac」「同 for Windows」も公開されている。対応システムは前者がMac OS X 10.4以上、後者がWindows XP SP2以上。いずれもQuickTime 7.5以上で動作する。
9日公開の「Front Row 2.1.6」では、iTunes 8.0との互換性が向上しているほか、複数の問題を修正。対応システムはMac OS X 10.5以上で、QuickTime 7.5.5以上/iTunes 6.0.4以上/iPhoto 6.0.2以上が必要。
11日公開の「HP Printer Driver 1.1.1」では、米ヒューレット・パッカード社製プリンターでプリセットを使用して印刷したときの不具合が修正されている。対応システムは、Mac OS X 10.5.3以上だ。