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アップル、Genius機能を搭載した音楽プレーヤー「iTunes 8」を公開

iTunes 8が新たな音楽の出会いをもたらす

2008年09月10日 05時09分更新

文● MacPeople編集部

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アップルは10日(米国時間の9日)、Mac OS X/Windows用のメディアプレーヤーソフト「iTunes 8」を公開した。同社のウェブサイトより無料でダウンロード可能だ。

iTunes 8では、新たな表示機能として「グリッド表示」を搭載。iPhotoのライブラリのように、グリッド表示でアーティストやアルバムなどをブラウズできる。なお「ブラウズ表示」のボタンは用意されていないが、「表示」メニューの「ブラウザを表示」を選べば、Finderのカラム表示のように曲を選ぶことも可能だ。

iTunes 8のグリッド表示(左)。同表示のアルバム/アーティスト/作曲者を選んでいる場合、項目ごとに表示をまとめることもできる(右)。また、グリッドのアイコンサイズはスライダーで変更可能だ

そして、iTunes 8最大の新機能は「Genius機能」だ。これは、選択項目を解析して同じテイストの曲を自動的にライブラリから抽出し、プレイリストとしてまとめるもの。ウィンドウの右側に「Geniusサイドバー」を表示しておけば、ライブラリではなくiTunes Storeの楽曲の中からお勧めの曲を探して表示する。

項目を選択して「Genius」ボタンを押すと(左)、同じテイストの曲をライブラリから抽出(右)。なお同機能を利用するには「Genius機能利用条件」に同意して、機能をオンにしておく必要がある。このとき、ライブラリのデータは匿名の情報としてiTunes Storeに送信される

このほか、iTunes 8ではiTunes Storeで販売されるHD解像度のテレビ番組にも対応しているものの、日本では利用できない。

対応システムはMac OS X 10.3.9以上またはWindows XP SP2以上。


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