アップル、「Mac OS X 10.5.3 Update」をはじめ7種類のアップデーターを公開
Leopardの安定性と信頼性が大幅に向上
2008年05月30日 15時38分更新
米アップル社は29日(米国時間の28日)、「Mac OS X 10.5.3 Update」「Mac OS X Server 10.5.3 Update」を公開した。同社のウェブサイトや「ソフトウェア・アップデート」経由で入手可能だ。深刻な脆弱性の修正を含む多数の改善が行われるため、アップルはMac OS X Leopard の全ユーザーにアップデートを勧めている。
「Mac OS X 10.5.3 Update」では、システム全般/アドレスブック/Air Mac/Automator/iCal/iChat/Mail/ペアレンタル コントロール/Spaces//Time Machine/VoiceOver──について、安定性や互換性の向上、脆弱性の修正を施している。
「Mac OS X Server 10.5.3 Update」では、さらに「ディレクトリサービスの信頼性および新しいファイル共有接続の認証」「Active Directory 環境でのバインディングおよび認証」「Finder および Web 上での Spotlight を使った検索」「DHCP サービスのホスティング」──など、合計13カ所に関する修正が施される。
ちなみに29日にはOSのアップデーターとともに、「Logic Express 8」の互換性に関する問題を解決する「Logic Express アップデート 8.0.2」、Mac OS X 10.4.11 以降のTiger/同サーバーのための「セキュリティアップデート 2008-003」「セキュリティアップデート 2008-003サーバー」「デジタルカメラ RAW 互換性アップデート 2.1」、Mac OS X Sever 10.5.3ユーザーのための「Server Admin Tools 10.5.3」──も公開されている。