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平成20年度富士総合火力演習レポート(中編)

後段演習開始!全兵科協同の技を見よ!!

2008年09月09日 20時00分更新

文● 片田 本朔 / 写真と解説● 藤吉 隆雄・吉田/Webアキバ編集部

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「敵」部隊ヲ攻撃セヨ!

 87式偵察警戒車と偵察バイク、軽装甲機動車が登場し強硬偵察を敢行。

87式偵察警戒車

87式偵察警戒車は主に偵察教導隊が担当しているが、この車両は戦車教導隊のもの。車両と要員の支援を受けて、部隊間連携の訓練も兼ねている

偵察教導隊のオートバイ

偵察活動中にジャンプする偵察教導隊のオートバイ。設定としてはヘリボン行動でUH-1多用途ヘリから降ろされた4台が偵察活動中にジャンプしているというものだが、逆の方向から登場したのでもわかるように、実際には別の車両と隊員が担当

 特科部隊による射撃が会場後方から行なわれ、その支援の元でいよいよ戦車部隊の登場である。先鋒は74式戦車。会場の左右にある丘に布陣すると105㎜戦車砲での射撃が始まった。

射撃している74式戦車の車長が頭を出しているが、怖くないのかといつも思ってしまう

 三枚目の写真、74式戦車のむこうに92式地雷原処理車が見える。
 92式地雷原処理車からロケット弾が発射され、目標となる地雷原上空で26個の爆弾をワイヤーで繋いだ爆導索が一列に展開。地上で炸裂し地雷を誘爆させる。

92式地雷原処理車が爆導索を発射したところ

92式地雷原処理車が爆導索を発射したところ

展開される爆導索

展開される爆導索

89式装甲戦闘車と90式戦車が突撃!

(次ページへ続く)

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