平成20年度富士総合火力演習レポート(中編)
後段演習開始!全兵科協同の技を見よ!!
2008年09月09日 20時00分更新
文● 片田 本朔 / 写真と解説● 藤吉 隆雄・吉田/Webアキバ編集部
装備品展示
午前中に実弾射撃が行なわれた広場で、午後には装備品展示がおこなわれる
後段演習終了後の一コマ。陸自の隊員が食べていたのは、レーションではなく市販のカレー丼のようです……
1245 東富士演習場・観客席前広場 状況:曇り
演習で登場した車両やヘリに加え、登場しなかった車両も並ぶ。滅多に見られない各種兵器を間近に見られ、そして実際に触ることができるということもあり、たくさんの見学者が集まっていた。
昨年の目玉は初登場したAH-64D攻撃ヘリ。筆者は初の対面ということもあり興奮状態だが、2度目のY戦車部長と藤吉カメラマンは落ち着いている。
「マインローラーはどこへいった!!」
Y戦車部長は後段の最後に登場した92式地雷原処理ローラ付きの90式戦車がいないか探しているようだ。
残念ながら、展示会場から離れたところで”洗車中”だった。
96式多目的誘導弾システム
96式装輪装甲車
偵察教導隊の87式偵察警戒車
偵察教導隊のマークは総火演ではおなじみ
89式装甲戦闘車のガンポート。最近ではこのガンポートが弱点になるということで使われていないとか聞きますが……
キャタピラが切れたときのために予備を持ち運んでいるのが面白い(89式装甲戦闘車)
88式地対艦誘導弾。日本に侵攻してきた敵艦隊を、遠く離れた内陸から攻撃する日本オリジナルの兵器だ
99式155mm自走榴弾砲
多連装ロケットシステム
ブルドーザーにもちゃんと「施設作業車」という制式名がついている
91式戦車橋
会場から離れた場所で洗車中の92式地雷原処理ローラ付き90式戦車。戦車部長によると「いろいろゴテゴテ着いている方が強そうで絵になるし、なんとなくお得感がある」とのこと
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