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写真編集に特化! デジ一眼を使いこなす新VAIOが登場

2008年09月09日 15時00分更新

文● 小西利明/トレンド編集部

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ダブル地デジモデルも用意 type A

VGN-AW70B/Q

VGN-AW70B/Q フォトエディション

 各シリーズについての説明に入ろう。まずハイエンドノートのtype Aは、前述のフォトエディションこと「VGN-AW70B/Q」と、地上デジタル放送録画機能を備えた「ビデオエディション」こと「VGN-AW50DB/H」の2機種が発売される。

 ボディーデザインは、2008年秋冬モデルのVAIOノートに共通のデザイン「シリンダーフォルム」を採用。AV操作系のボタンは、キーボードの上側にタッチセンサーとして配置している。またAW70は、パームレスト部にαのグリップに使われているエラストマー素材(ソフトで滑りにくい)を採用するといったアクセントも施されている。

 両機種とも18.4インチワイド・1920×1080ドット・アスペクト比16:9の液晶ディスプレーを備える。3原色LEDバックライトを備えるのはフォトエディションのAW70のみだが、AW50もNTSC比で104%という広色域の液晶ディスプレーを採用している(AW70はNTSC比だと137%)。ちなみにAW70はディスプレー表面の反射を防ぐアンチグレアコートを採用するが、AW50は映像コンテンツ視聴に向いたARコートとなっている。

 CPUはCore 2 Duo T9400(2.53GHz)、GPUには米NVIDIA社のGeForce 9600M GTを搭載するなど、パソコンとしての基本性能も高い。両機種とも光学ドライブには記録型BDドライブを内蔵する。

VGN-AW50DB/H

VGN-AW50DB/H ビデオエディション

 AW50は地デジチューナーを2基内蔵しており、テレビ録画・視聴ソフト「Giga Pocket Digital」によるテレビ視聴が楽しめる。フォトエディションの店頭販売モデルはテレビチューナーを持たないが、VOMモデルでは選択可能となっている。これらに加えて、両機種ともビデオ再生の高品質化技術「Motion Reality HD」を搭載。これはGPU自体が持つ高画質化機能に加えて、GPU上で動作するプログラムを用いて、さらなる高画質化を実現している。

 店頭販売モデルは500GBのHDD(250GB×2)を内蔵している。さらにVOMモデルのフォトエディションでは、500GB HDD+SSD RAID(64GB×2)や、HDD 2台によるRAID 0/1構成を選択できるなど、ストレージの選択肢は幅広い。

 予想実売価格は、AW70が32万円前後。AW50が30万円前後。発売日は9月20日の予定。

VGN-AW70B/Q の主なスペック
CPU Core 2 Duo T9400(2.53GHz)
メモリー DDR2-800 2GB
グラフィックス GeForce 9600M GT(ビデオメモリー512MB)
ディスプレー 18.4インチワイド 1920×1080ドット(LEDバックライト)
HDD 500GB(250GB×2)
光学ドライブ 記録型BDドライブ
テレビ機能 搭載せず
無線通信機能 IEEE 802.11a/b/g/n(Draft 2.0)、Bluetooth 2.1
サイズ 幅437.2×奥行き288.9×高さ39.7mm(最薄部36.9mm)
重量 約3.95kg
バッテリー駆動時間 約2時間
OS Windows Vista Home Premium SP1
予想実売価格 32万円前後
VGN-AW50DB/H の主なスペック
ディスプレー 18.4インチワイド 1920×1080ドット
テレビ機能 地上デジタル放送チューナー×2
重量 約3.9kg
予想実売価格 30万円前後
それ以外の主な仕様はAW70と同等

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