このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第64回

見つめ合う二匹──時には猫を真上から撮ってみよう

2008年08月06日 17時49分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ごろごろ転がりはじめた時がチャンス!


 猫が人目を気にせず寝転がってごろごろしはじめたら、真上写真のチャンス。

 1匹が地面にごろんと転がったら、別の猫が横にやってきて、じゃれあいはじめた。オスなのかメスなのか知らないけれども、はたから見てると恋人同士がじゃれあってるようであります。

 あまりにほほえましいのでそろりそろりと近づいて、腕を伸ばして真上から撮影。ちなみに、iPhoneで撮影なり。

仲良くみつめあう二匹

仲良く見つめ合う二匹の猫をiPhone 3Gで(2008年8月撮影 アップル「iPhone 3G」)

 こういうカットこそ真上写真がいい。

 最後に「丸テーブルに何匹の猫が乗れるか」実験っ。テーブルの上に腕を伸ばして、カメラが真下を向くようにしつつ、なかばカンで撮ってみた。

仲良くテーブルでごろん

2匹が仲良くテーブルでごろん。胴の太さに違いがありすぎて笑えます (2008年8月撮影 リコー「GX200」)

三つ巴状態

3匹がそれぞれ丸くなってます。まさに「三つ巴」状態 (2008年6月撮影 ニコン「COOLPIX P80」)

四つ巴?

そしてとうとう4匹が無理矢理のっかりました。無理矢理過ぎて何がなんだかわかりませんが、数えると4匹おります(2008年5月撮影 フジフィルム「FinePix F100fd」)

 でもさすがに4匹だと全員がくつろぐというわけにもいかないようだが、最初に陣取った猫は微動だにせず寝ております。

 誰でも普段の目線による光景を見慣れているから、たまにそれをずらしてやると、新鮮で面白い。今回の「真上から撮ってみる」もそのひとつ。肉眼とは違う視界というのも、写真の楽しみのひとつなのだ。


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月撮影撮影何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は8月20日掲載予定

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン