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仮想空間で美女エミリーがお出迎え、MSのVLE (1/3)

2008年05月21日 21時15分更新

文●二瓶 朗

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マイクロソフトのサーバープラットフォームビジネス本部 藤本浩司マネージャ

マイクロソフト(株)サーバープラットフォームビジネス本部 藤本浩司マネージャ

 マイクロソフトは、全世界で定期的に製品説明会やカンファレンスといった多くのイベントを開催しています。新技術や新製品などのお披露目や、IT技術者への技術情報提供を目的とするそれらのイベントに、時間がとれない、遠距離のため費用がかさむといった理由で「参加したくても参加できない」というユーザーも少なくないでしょう。そういったイベントにおける時間的、物理的なしがらみを廃して、誰もがイベントに参加し、情報提供を受けられるしくみが「バーチャルラウンチエクスペリエンス(Virtual Launch Experience/VLE)」です。

 マイクロソフトのサーバープラットフォームビジネス本部 藤本浩司マネージャは「VLEとは“新しいカタチの技術情報提供形態”です。リアルのイベントと同等の情報提供をインターネット上で行い、それに世界中のユーザーがいつでもどこからでも参加できるのです」と言います。


仮想空間でリアル同様のイベントを体感


 今年4月15日にオープンしたVLEは、現在のところ、約半年間公開される予定です。Windows XPまたはVista上で動作するWebブラウザから公開ページにアクセスし、無料で“参加”できます(ただし、Windows Live IDの取得とSilverlightプラグインが必要)。

 VLEサイトにアクセスすると、初回には「ヘルプアシスタント」の女性「エミリー」の動画が再生され、VLEの使い方などの概要をざっくりと説明してくれます。


VLE画面

Silverlightプラグインをインストールし、Windows Live! IDでVLEサイトにアクセスすると、ヘルプアシスタントのエミリーがサイトの使い方を解説してくれます


 サイト内は仮想空間上の“イベント会場”として構成されています。ユーザーは会場を仮想的に訪れ、各ブースで情報を得ることができるという流れになっています。

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