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526gのUMPC Wibrain B1の魅力

2008年05月14日 19時00分更新

文● マッチョ軍曹

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操作性は悪くない


本体左のボタン類

【本体左下のボタン郡】左の2つがスクロール、真ん中の4つがカーソル、右の2つがマウスの左・右ボタン。マウスボタンは横並びにしてほしかった

 操作系はというと、本体右側の親指で操作するタッチパッドの感度は中々良好だ。狙ったところにポイントをビシッ!と合わせられる。画面はタッチパネル対応なので、気の短い兄弟は画面を直接クリックしてもいいかもな。

 本体左側には、スクロールキー、カーソルキー、マウスボタンが並ぶ。操作系のボタンが片側に集約されてるのは便利なのだが、マウスの右ボタンと左ボタンの配列が少々やっかい。横ではなく縦に並んでるので、間違ってとなりのスクロールボタンを押してしまいがちだ。あと、電源を入れているだけで本体がかなり熱くなるのも気になるところだ。



文字入力はちと大変


 ボタン型のキーボードは小さくて押しづらそうだが、ボタン中央部が膨らんでおり、ボタンの間隔もしっかりある。骨太の俺でも、隣のキーをミスタイプしてしまうということはなかったぜ。電卓のようなボタンをポチポチ押す感触も、なかなか心地いいな。

合計キー数は50とかなり削られてる。アルファベット入力はそれほど苦労しないが、記号の配列はかなり独特で慣れが必要。ただし、左右両方にFn、Alt、Ctrl、Shiftキーが用意するなど操作性は考慮されている

 ただし配列はかなり変則的だ。ピリオド以外の記号はすべてFnキーとの同時押しとなる。「-」「/」「?」などの多用する記号が、一発で入力できないのは残念

  正直、このキーボードで長文を打つにはタフなトレーニングを必要だ。ここはひとつキーワード検索や短いメール入力程度の用途に割り切るべし。

 独特のキーボードに、最低9万8000円からと安くはない価格。正直、このマシンは万人ウケしないかもしれない。でもそこがいいじゃないか! 「涼しい顔してジャジャ馬を乗りこなす」。このくらいの余裕を持ってこそ、人とは違った“男の遊び道具”が手に入るってもんだぜ。

Wibrain B1標準モデルの主なスペック
CPU VIA C7-M ULV(1.2GHz)
メモリー 512MB
ディスプレー 4.8インチワイド 1024×600ドット
HDD 30GB
光学ドライブ なし
無線通信機能 無線LAN(802.11b/g)、Bluetooth 2.0+EDR
カードスロット なし
インターフェース USB 2.0×1など
サイズ 幅192×奥行き82×高さ28mm
重量 約526g
バッテリー駆動時間 約3時間
OS Windows XP Home Edition
実売価格 9万9800円前後

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